説明

株式会社播磨商事により出願された特許

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【課題】中空杭の中空空間内に存在する不要物の除去と,中空杭の中空空間内壁の洗浄とを同時に行うことができる,中空杭の中空空間内不要物の除去容器を提供する。
【解決手段】本発明の除去容器10は,内部に不要物の収容空間12が形成されたケーシング11の底部に,前記収容空間12内に不要物を導入するための開口13を形成し,この開口13を前記ケーシング11の内部側より蓋板14で覆うと共に,この蓋板14の一端を揺動可能に前記ケーシング11にヒンジ15で係止した構造を備える。そして,前記ケーシング11の上端に,接合具19を取り付けると共に,ケーシング11の外周に噴射孔20を設け,前記接合具19に連結されるスクリューロッドを介して導入される洗浄水を前記噴射孔20に供給する給水路を設けている。 (もっと読む)


【課題】ねじ鉄筋の軸線方向に対する移動が容易であると共に,簡単な操作で適宜任意の場所でねじ鉄筋上に固定することができる取付具を提供する。
【解決手段】ねじ鉄筋の節形成部73の外径に対して大径に形成された開孔4を有するスリーブ状本体2を有し,該本体2の前記開孔内周に,内周方向に膨出する突部5を形成する。この開孔4に挿入されたねじ鉄筋70と前記本体2を相対的に逆方向に回転させることで,螺旋節71間に突部5が嵌合された係止位置〔図6(A)参照〕と,平面部72,72外周に位置した可動位置〔図6(B)参照〕間で変位させ,移動及び固定を容易に行えるように構成した。 (もっと読む)


【課題】礫や玉石等の硬質固形物を含む地盤に対して中掘工法を行う基礎杭施工装置を提供する。
【解決手段】基礎杭施工装置1を,円筒状のケーシング10の底部開口を被蓋する底板20と,杭打ち機によって昇降及び回転されるシャフトの下端に連結可能と成すジョイント30を備え,前記底板20に,排土をケーシング10内に導入する開口21を形成すると共に,この開口21の縁部より前方側に向かって斜め下向きに底部掘削爪24a〜24gを突設し,さらに,前記開口21をケーシング10の内部側より覆うと共に,洗浄水と共に導入される排土の導入圧力によって前記開口21を開く蓋体25を設ける。この装置1をオーガシャフトの下端に取り付け中堀工法による掘削を行うことで,排土中の硬質固形物をケーシング10内に回収でき,これらが杭の中空部内に導入され生じる目詰まり等を防止する。 (もっと読む)


【課題】比較的簡単な構成により,低コストで中空杭の杭頭部を強化することができる中空杭の杭頭部強化方法を提供する。
【解決手段】補強対象とする鋼管製の中空杭30と同径の鋼管10内に,鉄筋を籠状に組んで形成した主筋20の上端21側を固着し,主筋の下端22側を前記鋼管10の下端12開口部より突出させた補強材1を準備し,掘削孔内に建て込んだ中空杭30の中空空間32内に前記補強材1の前記主筋20を下端側より挿入すると共に前記鋼管10を前記中空杭30の杭頭32上に載置して,前記主筋20を前記中空杭30の杭頭31から強化すべき深さ迄の前記中空空間32内に懸吊し,生コンクリート等の硬化剤を前記中空杭30と前記鋼管内に充填して硬化させる。 (もっと読む)


【課題】比較的簡単かつ低コストで杭頭部を強化できる基礎杭の施工方法及びこれに用いる洗浄装置を提供する。
【解決手段】中空の既製杭を使用した既知の各種埋込み杭工法により,掘削孔40内にセメントミルクの充填された中空杭30を建て込む。そして,中空杭30の中空空間32内に存在するスライムやセメントミルク等の不要物を,除去容器10等を使用して任意の深さ迄除去し,不要物除去後の中空杭30の内周壁を洗浄した後,充填・硬化材の充填下限位置に杭内蓋体74を配置して,この杭内蓋体74上に充填・硬化材を充填する。 (もっと読む)


【課題】比較的簡単かつ低コストで杭頭部を強化できる基礎杭の施工方法を提供する。
【解決手段】中空の既製杭を使用した既知の各種埋込み杭工法により,掘削孔40内にセメントミルクの充填された中空杭30を建て込む(図11(A))。そして,中空杭30の中空空間32内に存在するスライムやセメントミルクが液状又はゲル状にあるときに,除去容器10等を使用して任意の深さ迄の前記中空空間32内のスライム及び/又はセメントミルクを除去し,これにより現れた中空空間32の底部に杭内蓋体74を配置すると共に,前記杭内蓋体74上に生コンクリートを充填する。 (もっと読む)


【課題】杭頭部の不要なコンクリートミルク,生コンクリート,スライム等の不要物を,硬化する前の液状ないしはゲル状の状態において容易に除去することができる除去装置及び除去方法を提供する。
【解決手段】杭基礎の造成時に杭頭部に生じた不要物が存在する空間内に挿入される除去容器10の除去容器本体11の内部に,液状又はゲル状の不要物を導入する回収空間12を形成し,かつ,底部側において前記回収空間12を開放する開口13を設ける。そして,前記開口13を前記回収空間12側で被蓋する,前記回収空間12内に揺動自在に固定された蓋板14を設ける。
この除去容器10を不要物中に沈降させると,不要物はその流入圧力によって前記蓋板を押し上げ,回収空間12内に導入される。その後,この除去容器を引き抜くと,不要物の重量によって前記蓋板14が開口13を閉じ,杭頭部の不要物が存在する空間より不要物を容易に除去することができる。 (もっと読む)


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