説明

インスチトゥト ナシオナル デ ネウロロヒア イ ネウロシルルヒア マヌエル ヴェラスコ スアレスにより出願された特許

1 - 2 / 2


本発明の目的は、半導性があり且つ生分解性のないインプラントで、ポリピロールポリエチレングリコール共重合体、ヨウ素ドープ処理及びプラズマ合成したピロール重合体から作製したインプラントが、神経保護作用を有し、損傷後の脊髄の再結合を誘発することを明示することにある。この作用は、ラット内の脊髄の完全な切断を施したモデルにより実証されており、機能を評価した結果、脊髄を完全に切断しただけの対照群と比べて、ポリピロール−ポリエチレングリコール共重合体を埋め込んだ動物において5倍回復し、加えて、ヨウ素ドープ処理したポリピロールを用いた群の機能回復は、対象群と比べて10倍であった。組織学的な研究において、インプラントの有無による3つの実験群において損傷箇所における多様な炎症性及び免疫性の細胞に対して確認され、脊髄神経組織において、重合体の統合も見られ、最終的に、どの動物においても該バイオ材料に対する呼吸性、腎性及び皮膚性の感染症、有害反応又は拒絶反応も見られなかった。 (もっと読む)


この発明は患者における脳梗塞に伴う身体傷害に対する初期の有効な治療としてのダプソンの使用に関するものである。ダプソンはラットにおける中脳動脈の閉塞による脳梗塞モデルにおける、および血栓塞栓による急性脳梗塞に罹病した患者における神経プロテクターとして評価された。両方の研究において、ダプソンは梗塞の結果起きる好ましくない効果において70〜90%の低減を呈した。

(もっと読む)


1 - 2 / 2