説明

ミレニアム インオーガニック ケミカルズ、 インコーポレイテッドにより出願された特許

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【課題】比表面積が高く、同時に熱安定性が高いナノ構造ジルコニア粒子を含む組成物の提供。
【解決手段】ナノ構造ジルコニア粒子と安定化剤とを含む組成物であって、前記ナノ構造ジルコニア粒子が、(1)少なくとも800℃の温度および少なくとも6時間の焼成の後に、大部分が準安定正方晶相であるものであって、(2)50m/g以上の表面積−質量比を有し、(3)粒径が5nmから50nmまでの一次粒子からなり、(4)2nm〜30nmの孔径分布を有するメソ多孔質であり、前記安定化剤は、シリカ、ケイ酸イオン、リン酸イオン、リン酸アルミニウム、アルミン酸イオンおよびアルミナからなる群から選択される。 (もっと読む)


ディーゼル排気ガスを処理する装置及び方法が説明される。システムは、2つの機能部を備える。第1の機能部は、選択触媒還元(SCR)触媒システムであり、第2の機能部は、過酷な暴露条件における揮発度の大きな触媒成分を捕捉する捕捉材料である。SCR触媒成分は、典型的には、少数相触媒成分が添加された、チタニアの多数相をベースにする。触媒成分は、バナジウム、珪素、タングステン、モリブデン、鉄、セリウム、リン及び銅から選択される元素の酸化物の、及び/又は、酸化バナジウムマンガン(manganese vanadia)の1以上からなる。捕捉材料は、典型的には、表面積の大きな酸化物(例えば、シリカ安定化チタニア、アルミナ又は安定化アルミナ)の多数相を有する。捕捉材料は、過酷な暴露条件に曝されている間、少数相酸化物の全単分子層被覆率が小さい状態を維持してよい。上記の方法は、高温の排気ガス流体を、触媒材料及び捕捉材料の両方を用いて処理する段階を有する。捕捉材料は、触媒材料との混合物であってもよく、触媒材料の下流側に配されてもよい。触媒材料及び捕捉材料の混合物が、触媒材料の下流側に配されてもよい。それでもやはり、捕捉材料は、高温に維持されている。このようにして、酸化バナジウム(vanadia)及び酸化タングステン(tungsta)のような、揮発性の触媒成分が、排気ガスの気相中から除去される。 (もっと読む)


本発明は、不快な匂いを最小限に抑えた、安定した、アルカリ性の、固体率の高い、低粘度の、表面張力の低い、低燃焼性の、サブミクロンのサイズのチタニアゾルの組成物およびプロセス、並びにその利用方法に係る。本発明の組成物では、例えば、強い有機塩基および弱い有機塩基の混合物が分散剤として利用されて、チタニアゾルを安定させている。分散剤の混合物を利用すると、比較的高いチタニア固体率、低い表面張力、および、低い粘度の懸濁物、および低燃焼性、といった特徴が達成されることが分かっている。本発明で生成されるゾルは、チタニアをゾル形態で含むと都合のよい、ディーゼル排ガス規制または汚染物光触媒等の触媒補助剤として利用することができる。 (もっと読む)


本発明は、燃焼プロセスからの排気ガスおよび廃ガスを浄化するために有用な金属酸化物触媒を製造するための方法である。この方法は、酸素存在下に少なくとも1000℃の温度で、二酸化チタン前駆体、酸化バナジウム前駆体、および酸化タングステン前駆体を反応させることを含む。 (もっと読む)


本発明は、チタン鉱石を選鉱するための方法に関する。この方法は、チタン鉱石を硫酸で浸出させて浸出鉱石を形成するステップと、酸素の存在下でその浸出鉱石を焼成して焼成鉱石を形成するステップと、その焼成鉱石を硫酸、塩酸および/または硝酸で浸出させて選鉱鉱石を形成するステップとを含む。焼成の前またはその後のいずれでも、浸出鉱石は還元しない。 (もっと読む)


本発明は、無機顔料を作るための製品および方法を提供する。一実施形態では、本発明は二酸化チタンを作る方法を提供し、前記方法は(a)熱により四塩化チタンを酸素と反応させて二酸化チタンを生成するステップと、(b)螺旋を有する導管内で二酸化チタンを冷却するステップであって、前記螺旋は少なくとも1つの螺旋状屈曲部を備えているステップを含む。導管は少なくとも3つの螺旋状屈曲部を備えていることが好ましく、螺旋は少なくとも3つの360度旋回を備え、螺旋は1から10度の角度を備えている。第2の実施形態では、本発明はまた、無機顔料を受けるための導管を備えた、顔料を製造するための螺旋状パイプを提供し、前記導管は螺旋を備え、前記導管は約650℃を超える温度に耐えることが可能である。
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様々な実施形態において、基材粒子および分散剤を含む顔料組成物を提供する。分散剤は、(i)アミン、アルコールおよび/またはアルカノールアミンと(ii)多塩基酸との塩および/またはエステルを含み、アミン、アルコールおよび/またはアルカノールアミンの多塩基酸に対するモル比が3:1を超える。様々な実施形態において、顔料は改善された安定性、隠ぺい力、着色力および/または光沢を有する。
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本発明は、高活性酸化チタン窒素酸化物除去触媒を対象とする。好ましい実施形態において、チタニアに担持された例えば酸化タングステンなどの金属酸化物上に酸化バナジウムを被着させることによって、改良された触媒を生成することができる。この触媒は、例えば自動車および工業プラントなどの発生源からの排気ガスの処理において使用することができる。
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本発明は、材料表面上のNO除去コーティングとして使用する光触媒自己清浄特性を有する組成物に関し、その組成物は、
a)少なくとも脱NOx活性を有する光触媒二酸化チタン粒子、
b)脱HNO3活性を有する粒子、
c)乳白剤、および
d)前記粒子が分散されているケイ素系材料、
[ここで、前記光触媒粒子は、1〜50nmの結晶サイズを有する]
を含む。 (もっと読む)


本発明は、大きな比表面積および高い熱的安定性を有するナノ構造酸化物粒子の製造を対象とする。ナノ粒子前駆物質を熟成し、これを適当な条件の下で処理することによって、触媒に使用できるナノ構造粒子を生成することができる。安定化剤を加えることによって、高い熱的安定性をさらに改善することができる。こうしたナノ構造粒子生成物は、高温で働く触媒または触媒担体としての応用例で特に有利である。
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