説明

株式会社松岡機械製作所により出願された特許

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【課題】血液、体液、創部洗浄後の生理食塩水等の感染性廃棄物と、それを入れた熱水溶解性処理袋のより良い処理方法を可能とする。合わせて、極めて効果的な処理装置を提供する。
【解決手段】溶解槽1に入れた水を前記溶解槽1の底部に備えた水中ヒータ5により90℃以上の熱水とし、前記溶解槽1に投入した液状感染性廃棄物、それを入れるための熱水溶解性処理袋あるいは当該処理袋と同種の袋を、前記熱水と接触させる。そして、前記熱水溶解性処理袋あるいは当該処理袋と同種の袋を溶解するとともに、前記液状感染性廃棄物を煮沸し、しかる後、前記溶解槽1内に水を注入して汚水を冷却しながら水位を上げ、前記溶解槽1底部と接続されているU字状の配管2からサイホン現象を利用して下水へ排水する。 (もっと読む)


【課題】介護用ポータブルトイレの汚物廃棄処理は介護者にとって大きな負担となる作業であるが、その最大の要因は汚物を便器に流したあとの後処理の不潔感をともなう煩わしさに起因しているという課題があった。
【解決手段】本願発明は排便排尿を収容した熱水可溶フィルム製汚物処理袋ごと当該溶解器に投入し、沸騰水で袋を溶解し、溶出して汚物と混ざった汚水を沸騰滅菌し、そのあと水を注入して降温し、下水に排水することで従来の課題を解決している。すなわち、介護者は汚物を収容したままの熱水可溶フィルム製汚物処理袋を溶解器に投入するだけで、汚物処理を完了することができる。また、当該溶解器と接続可能な便器は既存の下水配管を利用できるという利便性を提供している。 (もっと読む)


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