説明

株式会社アキシスインターナショナルにより出願された特許

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【課題】操作性に優れ、挿入管の挿入に熟練を要することなく、ゼリー状の体液漏出防止剤を遺体の口、鼻、耳などの体腔に簡単に注入・装填できる遺体の処置装置を提供する。
【解決手段】遺体の処置装置は、先端部に開孔部42を有し、後端部に接続部43を有する可撓性の透明もしくは半透明の合成樹脂製挿入管40と、先端部に着色された吐出筒部22を有すると共に、後部に指を引っ掛けるための半径方向外側に突出した鍔部26を有する筒状本体20と、該筒状本体に後端部側から摺動自在に挿入されているピストン30とを有する注入器10とを備えている。注入器の吐出筒部は先端に向かって漸次縮小するテーパ状に形成されていると共に、上記挿入管の接続部の内径は後端に向かって漸次拡大するテーパ状に形成されている。好適には、上記注入器の吐出筒部と上記挿入管の接続部に抜け止め防止手段が設けられている。 (もっと読む)


【課題】遺体の肛門や膣の封止作業を作業性良く、簡便に、的確に、且つ衛生的に行え、体液漏出を確実に防止できる遺体の処置装置を提供する。
【解決手段】先端に吐出口部22を有し、後端部に指を引っ掛けるための半径方向外側に突出した鍔部26を有する筒状本体20と、該筒状本体に後端部側から摺動自在に挿入されているピストン30とを有する注入器10を備え、上記筒状本体の内部に吐出口部側から順にゼリー状の体液漏出防止剤(X)と吸水性繊維状充填材(Y)が収容されており、且つ、筒状本体の先端には上記吐出口部を覆うように脱着自在に保護キャップ29が被冠されている。好適には、前記筒状本体先端の吐出口部が、半径方向中心へ向けて外側に湾曲して延びる複数の舌片28により略半球状に形成されていると共に、該複数の舌片の先端により形成される開口と舌片間のスリットからなる開口部が形成されている。 (もっと読む)


【課題】操作性に優れ、常に一定した施用部位に確実に体液漏出防止剤を作業性良く注入・装填できる遺体用の体液漏出防止剤注入用挿入管及びそれを用いた遺体処置装置を提供する。
【解決手段】遺体用の体液漏出防止剤注入用挿入管は、可撓性の合成樹脂製挿入管(40)であって、先端部が略半球状に閉鎖されて形成され、且つその側面に複数の開孔部(42)を有する挿入管本体(40a)と、挿入管本体の後端部に設けられた体液漏出防止剤の注入器(10)の吐出筒部(22)に接続するための接続部(43)とを有し、該接続部の挿入管本体側の所定位置に半径方向外側に突出したストッパ部(44)を有している。他の態様では、挿入管本体の先端部が半径方向中心へ向けて外側に湾曲して延びる複数の舌片により略半球状に形成されていると共に、該複数の舌片の先端により形成される開口と舌片間のスリットからなる開口部が形成されている。 (もっと読む)


【課題】注入器具で遺体の体腔に注入・装填し、体腔内で体液と接触すると、速やかに体液を吸収・膨潤して固まり、体液漏出を効果的に防止できる遺体の体液漏出防止剤及びそれを用いた遺体の処置装置を提供する。
【解決手段】体液漏出防止剤は、水と混和すると発熱する液状のノニオン性界面活性剤(A)と、ポリアルキレンオキサイド系の熱可塑性ノニオン型吸水性樹脂等の分散安定剤(B)とを含有する粘稠液基剤に、高吸水性樹脂粉末(C)を分散させたものである。処置装置は、先端に吐出口部(22)を有すると共に、後端部に指を引っ掛けるための半径方向外側に突出した鍔部(26)を有する筒状本体(20)と、該筒状本体に後端部側から摺動自在に挿入されているピストン(30)とを有する注入器(10)を備え、上記筒状本体の内部に前記体液漏出防止剤(X)が収容されている。 (もっと読む)


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