説明

株式会社 ナックテクノサービスにより出願された特許

1 - 4 / 4


【課題】検量線を作成するフッ素、塩素、臭素、ヨウ素を含む4種のハロゲン及び硫黄分析用の標準物質の収率を向上させて、また、氷冷下での滴下ではなく室温の環境下で合成することで生産環境を向上させて生産性を高めることで、工業生産が容易な上記4種のハロゲン及び硫黄分析用の標準物質及びその製造方法を提供することである。
【解決手段】4種のハロゲン及び硫黄分析用の標準物質は、標準物質が2−フッ化−3−塩化−4−臭化アニリン又は3−塩化−4−ヨウ化アニリンと、ハロゲン化ベンゼンスルホニルクロリド化合物の群から選ばれた一種の化合物との縮合反応によって得られる化1〜化4の何れか一つの構造式を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】広範囲にわたる品種の分析試料について4種ハロゲンおよび硫黄の高精度での同時一斉分析を可能にする。
【解決手段】分析装置の移動炉および固定炉を備えた燃焼装置に対して、オートサンプラにより選択した分析試料の試料ボートをセラミック燃焼管内を通して自動制御下の導入棒の動作により、移動炉に対するの第一位置に挿入して予備燃焼させ、次いでこれを固定炉内の第二位置に挿入して試料を熱分解させ、この二段挿入形式の燃焼により、試料中のハロゲンおよび硫黄を無機態のハロゲンおよび硫黄酸化物を吸収液に溶解させ、イオン化したハロゲン化物および硫酸イオンをイオンクロマトグラフにより分析する。 (もっと読む)


【課題】無機化合物も分析することができるようにした有機・無機化合物中のハロゲン及び硫黄の分析装置を提供する。
【解決手段】燃焼管内で4種ハロゲン(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)及び硫黄を含む有機・無機化合物の試料を燃焼分解して、ハロゲン化物、及び硫黄酸化物を生成する試料燃焼装置20を備えた有機・無機化合物中のハロゲン及び硫黄の分析装置10であって、試料燃焼装置20は、有機化合物の試料のための石英燃焼管30と無機化合物の試料のためのセラミック燃焼管40とを備えている。 (もっと読む)


【課題】硫黄・および主要なハロゲン(F、Cl、Br、I)について同時に検量線を作成することのできる新規な検量線作成用化合物を提供する。
【解決手段】ハロゲン化アニリン化合物とハロゲン化ベンゼンスルホニル化合物のそれぞれの群から選ばれる各1種の化合物をアルカリ性溶媒中で縮合させて合成された4種類のハロゲン(F、Cl、Br、I)と硫黄(S)を含む新規化合物、特にN−(2’−ヨウ化−4−臭化フェニル)−3−塩化−4−フッ化ベンゼンスルホンアミドの構造を有する検量線作成用の前記化合物。
【効果】本発明の新規な検量線作成用化合物は、高収率・高純度で容易に得ることができ、微量ハロゲン・硫黄分析装置におけるハロゲン・硫黄の一括自動分析法に適用することにより、分析時間が著しく短縮される。 (もっと読む)


1 - 4 / 4