説明

ユニバーシティ・オブ・メリーランド,カレッジ・パークにより出願された特許

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本発明は、ルテイン及び/又はルテインエステルを、安全でかつ環境を損なわない試薬を使用することにより、栄養補助食品として食用に適したβ-クリプトキサンチン及びα-クリプトキサンチンに変換するための方法に関する。第1の合成工程では、商業的に入手可能なルテイン及び/又はルテインエステルが、触媒量の酸の存在下で、ルテインの脱水生成物(アンヒドロルテイン)の混合物に変換される。得られたアンヒドロルテインは、次に大気圧の水素の下、種々の有機溶剤中でVIII族の遷移元素を使用した不均一系接触水素化によって、β-クリプトキサンチン(主生成物)とα-クリプトキサンチン(少量生成物)に変換される。本発明の新規な特徴は、カロチノイドの高度に共役したポリエン鎖を変化させることなく、アンヒドロルテインを位置選択的に水素化する点である。 (もっと読む)


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