説明

パリンゲン インコーポレーテッドにより出願された特許

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抗生殖系列抗体の投与によって、自己免疫疾患患者の体内の病的抗体産生B細胞の数を減少させるための方法が開示される。病的抗体および、病的抗体を産生するB細胞および形質細胞を、自己免疫疾患患者の体から除去するための方法が提供され、該方法は、生殖系列抗体、特にVH4‐34抗体上に存在する、ある抗原決定基に対して特異的な結合を持つ免疫吸着剤と、患者の血液または血漿を接触させるステップを含み、該接触させるステップは、患者の血液または骨髄またはリンパ系組織中に存在する生殖系列抗体の量、または患者の血液、リンパ系組織、または骨髄中に存在する生殖系列抗体産生B細胞の量の減少をもたらす。細胞表面生殖系列抗体を発現するB細胞性腫瘍患者を、同様の方法によって治療するための方法もまた提供される。骨髄の病的抗体産生B細胞および、生殖系列抗体を発現する腫瘍性B細胞を生体外でパージするための方法が提供される。自己免疫疾患またはB細胞性腫瘍患者における治療上の処置の有効性を監視するための方法もまた提供される。薬剤の調製におけるキットおよび使用もまた開示される。 (もっと読む)


細胞膜損傷、細胞透過性及び殺細胞を誘導するための組成物及び方法が提供される。組成物は細胞の表面に高発現された細胞表面抗原に結合する多価の薬剤を含む。好ましくは、細胞表面抗原は細胞の細胞骨格と結合していることである。好ましくは、多価剤はIgMであり、そして架橋剤の添加により、細胞損傷及び殺細胞が亢進されることである。in vivoにおける致死未満の濃度では、細胞損傷を引起す抗体は細胞を透過性にし、化学療法剤に対する反応を、この化学療法剤に対して抵抗性の患者においてさえ、劇的に高める。
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リンパ球癌、自己免疫病又はB細胞の過剰増殖を特徴とする状態の疾患のヒト患者の治療製剤及び治療方法を開示する。治療は(1)細胞障害量のB細胞上のCDIMエピトープに特異的に結合する抗体と、(2)細胞傷害性薬剤、例えば、化学療法薬、放射性同位元素、細胞傷害性抗体、免疫複合体、リガンド複合体、免疫抑制剤、細胞増殖制御因子および/または阻害剤、毒素またはそれらの混合物であり、B細胞の細胞骨格を破壊する薬剤であり、特にはビンカルカロイド又はコルヒチンである。
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