説明

ケーエムアンディ株式会社により出願された特許

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【課題】複数の小片磁石を碁盤目状に配置し、振動膜面上に小片磁石に沿って渦巻状又はジグザグ状に回路を設定する既存の平面スピーカ構造は、振動膜の部分的な分割振動を助長する。
【解決手段】平板状のヨーク面に、複数個の環状磁石を、一定の間隙を設け同心状に且つ極性が順次変換するように配置する。環状磁石群に近接する振動膜面上に、環状磁石群が形成する磁束方向に直交するように導電回路が渦巻状に形成される。当該導電回路は、各環状磁石の外周辺と内周辺に沿って周回するよう設定するが、環状磁石の水平磁束方向が反転する毎に、その周回方向も反転させる。導電回路は、最内周の環状磁石の中心部近傍に位置するスルーホールを経て、振動膜の反対面(裏面)で外周側に向かって表面と同様な渦巻状の周回を繰り返し出力端子まで到達する。環状磁石と渦巻状の導電回路を組み合わせることで、物理的に平面形状の保持力が高い振動膜の形成を可能にする。 (もっと読む)


【課題】
情報・音響機器等のスピーカ部分に小型形状、斬新・異型のデザインが要請されている状況下、直線形状の音響変換駆動装置を提供する。
【解決手段】
一対の棒状磁石が一定の間隙を空けて異極性で平行面状に対峙している磁束空間に沿って、細長形状で薄い平面状の駆動板を挿入する。前記一対の棒状磁石が形成する磁束に直交し、長手方向の一方方向に電流が流れる導電回路を駆動板面に設定する。二対の棒状磁石が同一面上の間隙の上下に磁束方向が相異なる磁束空間を形成する場合は、長手方向の上下に方向が異なって電流が周回する渦巻状の導電回路が設定された駆動板を挿入する。駆動板には、直接導電回路が形成されたハード基盤等を用いる。駆動板の回路に電流を流すことにより、駆動板が小口方向の上下に振動し、駆動板に直交して接合された振動板或は情報・音響機器の筐体部品等を振動させる線状駆動型のスピーカ或は駆動装置を可能にする。 (もっと読む)


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