説明

公立大学法人名古屋市立大学により出願された特許

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【課題】タンパク質等を蛍光試薬などでラベル化する手法において、蛍光団であるクマリンと金属配位子であるNTAを有する蛍光色素は、ヒスタグ配列(標的タンパク質)と選択的に結合して蛍光増大するという機能を有するため、未反応の蛍光試薬を洗浄、除去するといった手数を要することなく、簡便かつ迅速に可逆的標識が可能となるという利点を有するが、クマリンを蛍光団として用いるため紫外光による励起を必要とし、生細胞への応用には制約が大きいという課題があった。
【解決手段】 本発明は、金属錯体を形成し、金属配位性ペプチドに対する特異的結合能を発揮する配位子と、前記配位子が形成する金属錯体における中心金属に対して配位能を有する蛍光団とを含み、リンカーを介して前記配位子と蛍光団を結合した蛍光色素において、蛍光団としてキサンテン誘導体を用いた化合物からなることを特徴とする蛍光色素である。 (もっと読む)


【課題】抗結核活性の高い化合物、及びそれを有効成分とする抗結核薬を提供することを課題とする。また、当該抗結核薬を用いた治療法などを提供することを課題とする。
【解決手段】結核菌に抗菌活性を有する新規糖鎖誘導体2-アセタミド-2-デオキシ-β-D-グルコピラノシル N,N-ジメチルジチオカルバメイト(2-acetamido-2-deoxy-β-D-glucopyranosyl N,N-dimethyldithiocarbamate)を見出した。当該化合物若しくはその誘導体、又はこれらの化合物の薬学的に許容可能な塩を抗結核薬の有効成分に用いる。 (もっと読む)


【課題】吸水性が低く、耐熱性の高い青色を主とする有色効果を発揮するコロイド含有組成物を、効率良くコスト的に有利に製造できるようにする。
【解決手段】本発明は、エポキシ樹脂2中に酸化ケイ素からなるコロイド粒子3の多結晶体を含有させたエポキシ樹脂組成物1に関する。このエポキシ樹脂組成物1は、多結晶体におけるコロイド粒子3間の平均距離Lが85nm以上240nm以下である。好ましくは、平均距離は104nm以上196nm以下である。コロイド粒子3の平均粒径Rは、たとえば70nm以上238nm以下である。 (もっと読む)


【課題】DNAやRNAなどの核酸における鎖状分子の熱安定化を図り、もって耐熱性を備えた核酸複合体を提供すること。
【解決手段】天然型や人工型のDNA若しくはRNA、あるいはこれらの誘導体から選ばれる核酸と、スペルミンやスペルミジンなどに代表されるポリアミンやポリアミン塩、ポリアミン誘導体、アミン縮合体とを複合化して、核酸複合体とする。 (もっと読む)


【課題】1,6-glucosyltranseferase活性を有し、順次グルコースを抱合して糖鎖を伸長する作用を有する新規なグルコース転移酵素を提供する。また、当該糖転移酵素の製造方法、並びに当該製造方法に利用される糖転移酵素の遺伝子、この遺伝子を有するベクター及び形質転換体を提供する。さらに、当該糖転移酵素、または上記形質転換体から産生される組換え糖転移酵素を用いた配糖体の製造方法、ならびこれらの酵素を用いたグルコース配糖体の水溶性の向上方法を提供する。
【解決手段】グルコース転移酵素として、ニチニチソウ由来の、グルコース配糖体のグルコース残基にグルコシル基をβ1,6結合させる1,6-グルコシルトランスフェラーゼ活性を有するタンパク質を用いる。 (もっと読む)


【課題】従来のケージド化合物の製造方法は、活性に重要な官能基を予測するために合成、評価を繰り返す、いわばトライアンドエラー方式であり、その作業に多大な労力を必要とし、機能解析ツールの安定的、安価な提供が困難であるという問題点、及び、光解離性保護基で修飾できない側鎖官能基(アラニンやロイシン等)があるため、ケージド化して生理活性を制御できるペプチドやタンパク質が限定されるといった問題点を有する。
【解決手段】本発明は、生理活性を有する生体高分子化合物のN末端あるいはC末端の一方に、選択的化学合成基対の一方の基と光切断性アミノ酸を、他方の末端に選択的化学合成基対の他方の基を合成し、分子内選択的化学反応 による分子内環状反応を行うことにより、生体高分子化合物と光切断性アミノ酸の結合体を環状化して、生理活性を有する生体高分子の活性を阻害したケージド化合物の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】簡便で特異性に優れ、ハイスループット解析も可能である、種々のプロテインキナーゼにおける活性を網羅的にプロファイリングできる方法を提供する。
【解決手段】基板上におけるペプチドもしくは蛋白質のリン酸化を検出する方法であって、リン酸化されたペプチドもしくは蛋白質を塩基処理し、リン酸基をβ脱離させた後、チオール基で修飾されたローダミン誘導体化合物を作用させることによるマイケル付加反応を行うことを特徴とするリン酸化検出方法。 (もっと読む)


【課題】大型で、格子欠陥や不均一性の少ない単結晶を容易かつ安価に製造することができる、コロイド結晶の製造方法を提供する。
【解決手段】所定の温度においてコロイド結晶が析出するコロイド分散液を用意して容器に収容する(準備工程)。そして、容器に収容したコロイド分散液の全体を該コロイド結晶が析出しない温度に設定する(温度設定工程)。さらに、コロイド結晶が析出しない温度に設定されたコロイド分散液に対し、局所的に該コロイド結晶が析出する温度に設定する(結晶開始工程)。最後に、コロイド結晶が析出する温度に設定された範囲を徐々に拡大させて、コロイド結晶を成長させる(結晶成長工程)。 (もっと読む)


【課題】前立腺肥大症患者ごとの遺伝的背景に基づいた至適かつ個別の治療が可能な交感神経遮断薬の選択方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、前立腺肥大症に伴う下部尿路症状を有する患者の治療を目的とし、その際に患者に対して投与すべきサブタイプ選択的交感神経系α受容体遮断薬を選択する方法である。本発明の方法では、まず、患者の肥大化前立腺の組織から核酸試料を採取する。次に、採取した核酸試料を用いて、前立腺組織におけるα1a受容体サブタイプmRNA及びα1d受容体サブタイプmRNAの発現レベルをそれぞれ測定する。次に、両受容体サブタイプmRNAの発現レベルを比較する。比較の結果、α1d受容体サブタイプmRNAが優位に発現している場合にα1d受容体サブタイプ選択性の高い交感神経遮断薬を第一選択薬として選択する。 (もっと読む)


【課題】尿路結石関連遺伝子の遺伝子多型を利用して尿路結石の発症リスクを正確に予測することが可能な判定方法を提供することにある。
【解決手段】上記課題を解決する手段は、核酸試料中に含まれるオステオポンチン遺伝子の2122番目の塩基の多型を解析する工程を含む、尿路結石症の発症リスク判定方法である。あるいは、上記課題を解決する別の手段は、核酸試料中に含まれるオステオポンチン遺伝子の2123番目の塩基の多型を解析する工程を含む、尿路結石症の発症リスク判定方法である。 (もっと読む)


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