説明

MRCパイレン株式会社により出願された特許

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【課題】製糸時に層間剥離がなく製糸安定性に優れ、かつ170℃の乾熱雰囲気下で乾熱処理した後も熱変形や溶断しない良好なクリープ特性を有し、耐熱性のあるポリプロピレン繊維を提供し、またその繊維を用いた繊維製品を提供する。
【解決手段】芯成分がポリアミド樹脂と無水マレイン酸変性ポリプロピレン樹脂との混合物からなり、鞘成分がポリプロピレン樹脂と無水マレイン酸変性ポリプロピレン樹脂との混合物からなる芯鞘複合構造を有し、170℃の乾熱雰囲気下で乾熱処理した後の(繊度(dtex)×1/11g)荷重時の伸長率が10%以下のポリプロピレン系繊維であり、またこの繊維にて繊維製品を構成する。 (もっと読む)


【課題】製糸安定性に優れ、かつ、165℃の乾熱雰囲気下においてもクリープや繊維が溶断しない耐熱性ポリプロピレン系繊維と、それを用いた繊維製品を提供する。
【解決手段】捲縮率が5〜20%、165℃の乾熱雰囲気下で乾熱処理した後の(繊度(dtex)×1/11)g荷重時の伸長率が20%以下であるポリプロピレン系繊維、好ましくは、下記の成分(A)、(B)及び(C)を含む樹脂組成物にて構成したポリプロピレン系繊維であって、このポリプロピレン系繊維にて繊維製品、特にカーペットを構成する。
(A)ポリアミド樹脂が10〜40質量%、(B)ポリプロピレン樹脂が55〜85質量%及び(C)無水マレイン酸変性ポリプロピレン樹脂が5〜35質量%
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【課題】カーペットの立毛感、嵩高感およびソフトな風合いを有する高級感のあるソフト性カーペットを提供する。
【解決手段】以下の、(1)〜(3)の条件を満たすポリプロピレンマルチフィラメント混繊糸で構成され、
(1)ポリプロピレンマルチフィラメント糸(A):嵩密度11(cm3 /g)以下
(2)ポリプロピレンマルチフィラメント糸(B):嵩密度14(cm3 /g)以上
(3)ポリプロピレンマルチフィラメント糸(A)とポリプロピレンマルチフィラメント糸(B)の混繊比率が1:2〜2:1の範囲
以下の(4)〜(6)の条件を満たすポリプロピレンパイル製品。
(4)圧縮仕事量(WC)≧0.29g・cm/cm2
(5)圧縮率(EMC)≧18.5%
(6)圧縮の硬さ(LC)≧0.70non
及び、上記ポリプロピレンマルチフィラメント混繊糸をタフティングし、パイルとした後、パイルをカットし、解繊加工を施す上述のポリプロピレンパイル製品の製造方法。 (もっと読む)


【課題】カーペットの立毛感、嵩高感およびソフトな風合いを有する高級感のあるソフト性カーペットを提供する。
【解決手段】製織(タフト)通過性の良好な単繊維断面の扁平率が1:3〜1:10の範囲で、捲縮率が2〜10%のポリプロピレンマルチフィラメント捲縮繊維を、製織(タフト)後ポリッシャー加工したとき、捲縮が伸び易い扁平断面からなる繊維製品(カーペット)の製造方法。 (もっと読む)


【課題】立毛感、嵩高感およびソフトな風合いと、意匠性を有し、高級感のある多色性繊維製品、殊にカーペットを提供する。
【解決手段】下記の(1)、(2)を満たす、分散染料可染性繊維と分散染料不染性繊維からなる多色性繊維製品。
(1)分散染料可染性繊維が、糸条の長さ方向に部分的に2色以上の異なる色に染色され、かつ、多色性繊維製品の表面において、同一色の染色長が1〜50cm。
(2)分散染料可染性繊維の混率が3〜50質量%。 (もっと読む)


【課題】後加工での分散染料等により濃色に染色が可能で、かつ、紡糸安定性、タフト通過性に優れた可染性ポリプロピレン系捲縮繊維、及びその繊維にて構成された織編物を提供する。
【解決手段】捲縮率が5〜25%で、捲縮数が3〜10ケ/インチである可染性ポリプロピレン系捲縮繊維にあり、また、その捲縮繊維にて織編物とする。 その可染性ポリプロピレン系捲縮糸の熱可塑性樹脂組成物が(A)飽和ポリエステル樹脂、(B)未変性ポリプロピレンをグラフト共重合された変性ポリプロピレン樹脂、及び(C)未変性ポリプロピレン樹脂で構成される。 (もっと読む)


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