説明

株式会社マイクロエミッションにより出願された特許

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【課題】 医療の進歩や環境計測への社会的ニーズにより、稀釈を必要としないより広い検出範囲や、高い検出感度、オンサイトでの迅速分析などの特性が必要とされる被検物質の測定が要求されてきている。
【解決手段】 前述の目的を達成するために、本発明者らが検討を重ねた結果、金属微粒子を標識物質として用いた免疫測定法等において、被検物質の量に対応した金属微粒子の量を、従来試料溶液中の金属元素の測定のみを行っていた液体電極プラズマ発光分析法を用いて測定することによって、被検物質の高感度で広い検出範囲を有するオンサイトでの測定が実現されるとの知見を得、本発明を完成させるに至った。 (もっと読む)


【課題】狭小部に電界を集中させてプラズマを発生させる際に、狭小部や電極に発生する気泡を速やかに除去することのできるプラズマ発生手段、プラズマ発生装置及び元素分析方法を提供すること。
【解決手段】プラズマ発生装置10では第1の連通部14a、第1の膨出部17a、狭小部16、第2の連通部14b、第2の膨出部17bからなる流路13が発光部本体12内に形成されている。狭小部16の断面積は前後の第1及び第2の膨出部17a,17bよりも著しく小さい。第1及び第2の連通部14a,14bには可撓性チューブ18が接続されておりシリンジポンプ装置21により導電性溶液は上流(第1の連通部14a側)から流路13内に流れ込んでいる。パルス電圧の印加に伴って狭小部16及び第1及び第2の電極20A,20Bに発生する気泡は下流側に導電性溶液とともに排出されることとなり、次回の印加の際の邪魔になることがない。 (もっと読む)


【課題】小型化が可能で従来の回折格子や光学薄膜フィルターを使用した場合に比べて精度の高い測定が可能な分光分析装置を提供すること。
【解決手段】プラズマ発生装置によって創生されたプラズマ光を光源として光を光学系から入射させハーフミラー33によって2方向に分け、第1のBPF35と第2のBPF36を透過させる。両BPF35,36を透過したプラズマ光はそれぞれ第1及び第2の検出用素子22,23によって強度が検出される。第1の検出用素子22によって第1のBPF35を透過した光の強度が検出され、第2の検出用素子23によって第2のBPF36を透過した光の強度が検出される。そして、それらの検出値からバックグラウンド光を補正する。 (もっと読む)


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