説明

ナノフュージョン株式会社により出願された特許

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【課題】 内部に流体を貯留あるいは通流する内部空間を形成するための樹脂成形体において、金属製電極が樹脂成形体の壁部を貫通するように設けられた部分からの流体の漏洩を防止あるいは抑制する。
【解決手段】 流体を貯蔵または通流する内部空間を画成し、流体の電圧もしくは電流を検知できるように、電極2を一体化した樹脂成形体1において、電極2が一体化される部分に、前記内部空間と互いに連通もしくは一致する中空空間6を有するパイプ状部分を形成すると共に、一体化された電極は、その一端2aが前記パイプ状部分3の第1壁部分31の外部に露出するとともに、前記第1壁部分31を貫通し、さらに前記中空空間6を露出状態で径方向に横断して、その他端部2bが前記第1壁部分31と対向する第2壁部分32に埋設されている。 (もっと読む)


【課題】カートリッジと外部との電気的接続を確実に行うことを可能にすると共に、流体の排出量や注入量を正確に制御(管理)することを可能にする。
【解決手段】カートリッジ12は、排出液108を充填可能な容器本体16と、容器本体16の外表面に設けられた電気接続用端子30a〜30dとを有する。固体隔壁102、変形隔壁106、円板116及び円筒状伸縮隔壁124によって容器本体16内を仕切ることにより、排出液充填室110及び押し液充填室114が形成される。円板116及び円筒状伸縮隔壁124の位置変化と、変形隔壁106の変形により、排出液充填室110及び押し液充填室114の各容積が変化して、排出液108の排出量又は注入量が調整される。 (もっと読む)


【課題】燃料電池システム内を循環する流体に含まれている液体と気体とを互いに分離でき、揺動や回転の影響を受けない無方位性能に優れた流体回収装置及び燃料電池システムを提供する。
【解決手段】本発明の実施の一形態による流体回収装置は、電気浸透材111を介して第1電極112と第2電極と113が配置され、第1電極112から第2電極113に電圧を印加して液体状態の流体を電気浸透材111内の電気流路に流動させる電気浸透ポンプ110と、電気浸透ポンプ110に接触して電気流路の流動方向の上流側に配置され、液体状態の流体を吸収可能な多孔性材質からなる気液分離部120と、を備え、気液分離部120には、気体状態の流体と液体状態の流体とが混合されて流入される流体流入孔121と、流体流入孔121に連通され、気体状態の流体が排出される気体排出孔122、123と、が形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 シャーレ間で細胞を移し変えるなど、1個の細胞や、1匹のバクテリア、微粒子その他の試料を採取する作業を手作業で行うことができるピペットに用いられるピペット芯材と、このピペット芯材を用いたピペット、そして、このピペットを備えたピペット装置を提供する。
【解決手段】 ピペット2で用いられているピペット芯材7は、キャピラリー80が電気浸透流ポンプ73に対して固定されているため、電気浸透流ポンプ73のキャピラリー80側の流路の容積が変化しない。また、このピペット芯材7は、電気浸透流ポンプ73を用いている。この電気浸透流ポンプ73は、手作業にとって支障となる脈流が発生しない。従って、本実施形態のピペット芯材7を組み込んだピペット2を用いると、シャーレ間で細胞を移し変えるなどの試料を採取する作業を手作業で行うことができる。 (もっと読む)


【課題】電気浸透流ポンプの電極より発生する気泡を確実に除去する。
【解決手段】電気浸透材51の上流側と下流側に電極が設けられた電気浸透流ポンプ50と、電気浸透流ポンプ50の上流側と下流側に液体の流路を形成する流路構造体44,45とを備える送液装置の接続構造体40である。流路構造体44,45には、電気浸透流ポンプ50の上流部と下流部において、流路の内外に通じる脱気孔44d,45dが設けられるとともに、この脱気孔44d,45dを覆うように、気泡を透過させる疎水性膜44f,45fが設けられている。電気浸透流ポンプ50の電極より発生した気泡を疎水性膜44f,45fに透過させ、脱気孔44d,45dより確実に除去するため、吸液体41,42にはスリット41c,42c、親水性膜45gの周りに環状に疎水性膜45f、流路構造体44,45に環状溝44b,45b、直線状溝44c,45cが設けられている。 (もっと読む)


【課題】電気浸透流ポンプを構成する電気浸透材として好適な多孔質焼結体を作製する。
【解決手段】100重量部の溶融石英又は溶融ケイ酸(母材SiO2)に対し、BaO、SrO、CaO、TiO2、ZrO2、Na2O、K2Oの各成分の少なくともいずれか1種、又は、アルミニウムケイ酸を含有する天然鉱物(アルカリ長石、カオリナイト、葉長石等)、BaSiO3、BaTiO3、BaZrO3、SrSiO3、SiCの少なくともいずれか1種を合計で0.05〜10重量部の割合で添加する。母材は、溶融石英又は溶融ケイ酸に溶融アルミナが添加されたSiO2−Al23であってもよい。 (もっと読む)


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