説明

鈴研株式会社により出願された特許

1 - 2 / 2


【課題】アンモニウムイオン等の被検物質を簡易且つ迅速な方法で測定することができる測定器具を提供する。
【解決手段】管状部材2の一端から試料溶液を流入させ、該管状部材2内の担体3に担持された検知試薬により、該試料溶液中の被検物質を検知する検知管式の測定器具1であって、該管状部材2の試料採取側端部の管内に、気化促進剤が担持された多孔性担体3が填装され、該多孔性担体3と検知試薬担持担体5の間に、気体透過材4が填装され、該管状部材3の他端部に、該管状部材3内の気体を吸引するための気体吸引手段としてのシリンジ6が連結され、試料採取側端部を試料溶液中に浸けることにより管内に流入して該試料採取側端部の多孔性担体3に吸収された試料溶液中の被検物質または被検物質の反応生成物が、シリンジ6によって管内の気体を吸引することにより、気体として検知試薬と接触することとしている。 (もっと読む)


【課題】効率良く測定対象に係る試料水を正確に採取測定することができ、かつ、安価な試料水の採取測定装置を提供することを目的とする。
【解決手段】長手方向先端側を給水部2とし基端側を開放部3とする容器4と、該容器4の内部にて先端側基端側間を緊密状態で進退動可能なヘッド部5を有し、ヘッド部5を基端側へ退動することにより、給水部2から容器4内の採取領域Sに試料水を採取するスライド部材6とを備える。容器4は、その胴部7において薬品投入部8を有し、スライド部材6を退動することにより、あらかじめ薬品が投入された採取領域Sに試料水を採取し、該採取された試料水を投入された薬品により発色させて測定を行うこととする。薬品投入部7が採取領域Sに対して基端側に配設されているので、薬品投入、試料水の採取並びに測定の際に、いちいちスライド部材6を容器4から取付け取外しすることなく試料水の採取測定を行うことができる。 (もっと読む)


1 - 2 / 2