説明

テクニカル ユニヴァーシティー オブ デンマークにより出願された特許

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本発明は、実施形態において、電解電池様式と燃料電池様式との双方で動作され、第1の電極、電解質、及び第2の電極を少なくとも備える固体酸化物形電池のための入口ガス流を精製するための方法であって、少なくとも1つのスクラバーを固体酸化物形電池の第1の電極の入口側のガス流中に設置するステップ、及び/又は少なくとも1つのスクラバーを固体酸化物形電池の第2の電極の入口側のガス流中に設置するステップと、第1の電極及び第2の電極に向かうガス流を精製するステップとを含み、第1の電極の入口側のガス流中の少なくとも1つのスクラバー及び/又は第2の電極の入口側のガス流中の少なくとも1つのスクラバーが、電解質材料として適した材料及び電極材料として適した材料を含み、電解質材料として適した材料及び電極材料として適した材料が、ガス流が少なくとも1つのスクラバーを用いて精製される電極の三相境界と類似した又は同一の三相境界を形成する、方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】電極の膨張、及びそれによる低い安定性を改善し、広い温度範囲下での高い電気化学的活性が得られるアノード構造体を提供する。
【解決手段】次の段階、すなわち(a)導電相の粉末を分散しそしてこの分散物にバインダーを加えることによってスラリーを用意し、この際、前記導電相は、FeCrMx合金を含み、Mxは、Ni、Ti、Nb、Ce、Mn、Mo、W、Co、La、Y、Al、及びこれらの混合物からなる群から選択され、(b)前記の導電相スラリーから金属製支持体を形成し、(c)酸化セリウムの前駆体溶液を用意し、この溶液は溶媒及び界面活性剤を含み、(d)段階(b)の構造体を、段階(c)の前駆体溶液で含浸し、(e)段階(d)で得られた構造体をか焼し、そして(f)段階(d)〜(e)を少なくとも一回行う、段階を含む方法によって得ることができるサーメットアノード構造体。 (もっと読む)


【課題】SOFCにおいて、Ni−YSZアノードの現状は、800℃を超える高い運転温度で妥当な電気化学的活性を与えるが、レドックス安定性はない。Niの還元及び酸化が原因のNi−YSZアノードの体積変化は、アノード材料中において、燃料電池の性能を劣化させる不利な機械的応力をまねく結果となる。本発明は、高い電気化学的活性が幅広い温度(650〜850℃)で得られるアノード構造体を提供する。
【解決手段】構成材料として、ニオブドープドチタン酸ストロンチウム、バナジウムドープドチタン酸ストロンチウム、タンタルドープドチタン酸ストロンチウム及びこれらの混合物からなる群から選択され、この粉末焼成体に、酸化セリウムの前駆体溶液を含浸し、得られた構造体をか焼に付し、含浸、か焼を少なくとも一回行、段階を含む方法によって得ることができるセラミックアノード構造体とする。 (もっと読む)


【課題】
金属イオンを重合させることによって製造された重合された無機−有機前駆物質溶液を提供する。
【解決手段】
下記の工程:
(a) 少なくとも一種の金属カチオンおよび有機化合物の溶液を形成し、および
(b) 溶液を加熱して温度20 - 300℃ にしてナノサイズの酸化物用前駆物質の重合された溶液を形成し、および
(c) 溶液の室温粘度が10〜500mPa・sになった時に、加熱を完了する
を含むプロセスに従って得られるナノサイズの金属酸化物用の重合された無機−有機前駆物質溶液。 (もっと読む)


【課題】
新規な複合材料を提供する。
【解決手段】
下記の工程:
(a)第一成分の前駆物質溶液または懸濁液を提供し、該溶液または懸濁液は溶媒を含有し、
(b) 第一成分の粒子を形成しそして第二成分の溶液または懸濁液または粉末を、該第一成分の前駆物質溶液または懸濁液と混合しおよび引き続いて加熱し、乾燥しまたは遠心分離することによって、第一成分の粒子を第二成分の細孔構造内に取り込み、該第二成分は、平均細孔直径2〜1000nmを有する多孔質構造を有する
を含むプロセスに従って得られる電極材料。 (もっと読む)


【課題】 頑強でありかつ先行技術の電池よりも高い腐食安定性およびCr被毒に対する高い耐性を有する固体酸化物型電池を提供する。
【解決手段】 金属支持体層を提供する工程と、
金属支持体層上にカソード前駆体層を形成する工程と、
カソード前駆体層上に電解質層を形成する工程と、
得られた多層構造体を焼結する工程と、
任意の順序で
カソード前駆体層を含浸することによりカソード層を形成する工程、および
電解質層上にアノード層を形成する工程
を行うことと、
を含み、特徴として、該カソード層を形成する前に、
バリヤ材料の前駆体溶液または前駆体懸濁液を金属支持体層中およびカソード前駆体層中に含浸させ、続いて、熱処理を行うこと
をさらに含む方法により製造可能な可逆性固体酸化物型燃料電池。 (もっと読む)


本発明は、支持層、第1の電極層、電解質層及び第2のカソード層を備える固体酸化物型セルであって、前記電極層のうちの少なくとも一方が、電解質材料と、触媒と、アルカリ酸化物、アルカリ土類酸化物及び遷移金属酸化物からなるグループから選択された凝集粒子とを含む固体酸化物型セルを提供する。 (もっと読む)


本発明は、固体酸化物セルにおける電極材料としての使用に適した複合材料であって、少なくとも2つの非混和性の混合イオン電子伝導体からなる複合材料に関する。また、固体酸化物セルにおける電極材料としての使用に適した複合材料であって、(Gd1−xSr1−sFe1−yCo3−δ又は(Ln1−xSr1−sFe1−yCo3−δ1(sは0.05以上)[式中、Lnはランタニド元素、Sc又はYである]に基づいており、非混和性である少なくとも2つの相を含み、グリシン硝酸塩燃焼方法によって得ることができる複合材料も提供する。前記複合材料を用いて、少なくとも二相系の形態の電極材料が約600℃において約0.1Ωcmの非常に低い面積比抵抗を示すことを証明することができる。 (もっと読む)


本発明は、金属相互接続を用意するステップ;前記金属相互接続に第1金属酸化物層を付加するステップ;前記第1金属酸化物層の上に第2金属酸化物層を付加するステップ;前記第2金属酸化物層の上に第3金属酸化物層を付加するステップ;前記金属酸化物層をその上に有する前記金属相互接続を含む固体酸化物セルスタックを形成するステップ;及びSOC−スタックの初期化の間に前記第1金属酸化物層中における金属酸化物を前記金属相互接続の金属と反応させるステップを含む、固体酸化物セルスタックにおける多層障壁構造体の製造方法を提供し、固体酸化物スタックは、アノード接触層及び支持構造体、アノード層、電解質層、カソード層、カソード接触層、金属相互接続、並びに多層障壁構造体を含み、該多層障壁構造体は前記方法によって、また、初期化ステップを経て得ることができ、該初期化ステップは、雰囲気組成及び電流負荷について制御された条件下で実施し、層組成に依存し、クロム種が空気電極に移動しない高密度な障壁層としての所望の反応生成物の形成を促進する。 (もっと読む)


本発明は、薄く、原則として支持されていない固体酸化物電池、及び当該固体酸化物電池の製造方法に関する。この固体酸化物電池は、少なくとも多孔質アノード層、電解質層及び多孔質カソード層を備え、アノード層及びカソード層が、電解質材料、少なくとも1種の金属及び触媒材料を含み、この薄い可逆電池の全厚が約150μm以下である。本発明はまた、薄く、原則として支持されていない固体酸化物電池、及び当該固体酸化物電池の製造方法に関する。この固体酸化物電池は、少なくとも多孔質アノード層、電解質層及び多孔質カソード層を備え、アノード層及びカソード層が電解質材料及び触媒材料を含み、電解質材料がドープジルコニアであり、この薄い可逆電池の全厚が約150μm以下である。本発明はさらに、薄い分離膜を提供する。この分離膜は、少なくとも多孔質アノード層と、混合導電性材料を含む膜層と、多孔質カソード層とを備え、アノード層及びカソード層が、混合導電性材料及び触媒材料を含み、この薄い分離膜の全厚が約1050μm以下である。 (もっと読む)


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