説明

エスメント関東株式会社により出願された特許

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【課題】高アルミナ高炉スラグ微粉末とポルトランドセメントの混合物である、高炉スラグセメントで製造したコンクリートは、長期間、硫酸塩が残留している土壌と触れていると、エトリンガイト生成により膨張する。この結果、コンクリート構造体の破壊等の問題が起きている。この問題を解決するために、硫酸塩起因の膨張が起きづらい高炉スラグセメントが求められていた。
【解決手段】アルミナ比率が12〜17.5質量%の高炉スラグ微粉末とポルトランドセメントを主体とする混合セメントにおいて、高炉スラグ微粉末の混合比率を10〜60質量%として、かつ、比表面積が7,000cm2/g以上である石膏をSO3質量換算で2〜4質量%の比率で混合する。この混合セメントを耐硫酸塩コンクリートの原料として使用する。 (もっと読む)


【課題】高アルミナ高炉スラグ微粉末とポルトランドセメントの混合物である、高炉スラグセメントで製造したコンクリートは、長期間、硫酸塩が残留している土壌と触れていると、エトリンガイト生成により膨張する結果、コンクリート構造体の破壊等の問題が起きており、この問題を解決するために、硫酸塩起因の膨張が起きづらい高炉スラグセメントを提供する。
【解決手段】アルミナ比率が12〜17.5質量%の高炉スラグ微粉末とポルトランドセメントを主体とする混合セメントにおいて、高炉スラグ微粉末の混合比率を10〜60質量%として、かつ、比表面積が7000cm2/g以上である石膏をSO3質量換算で2〜4質量%の比率で混合し、この混合セメントを耐硫酸塩コンクリートの原料として使用する。 (もっと読む)


【課題】従来の高炉スラグセメントは、混合されている高炉スラグ微粉末の凝結反応が遅いことから、コンクリートの初期凝結が遅く、また、この遅い凝結反応を改善するために、高炉スラグ微粉末の比表面積を高くすると、高炉スラグ微粉末の製造コストが増加する。
【解決手段】高炉スラグを急冷して得た高ガラス化率の水砕高炉スラグを粉砕した高炉スラグ微粉末と、ポルトランドセメントとの混合セメントに、従来のセメントで使用されているよりも細かい石膏、即ち、比表面積7000〜26000cm2/gの石膏を、SO3換算で1.5〜4質量%添加して製造した高炉スラグセメント。 (もっと読む)


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