説明

リアルプラスティック株式会社により出願された特許

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【課題】超臨界または亜臨界状態を形成することなく実現容易な条件でポリエチレンテレフタレート樹脂を含む製品を加水分解処理する。
【解決手段】ポリエチレンテレフタレート樹脂の分解回収方法であって、加水分解処理と、分別回収処理とを有し、加水分解処理は、ポリエチレンテレフタレート樹脂を含む被処理物を、ポリエチレンテレフタレート樹脂の融点温度以下の処理温度条件下で、その処理温度における飽和水蒸気圧の圧力で満たされた水蒸気雰囲気内に曝露させ、その処理温度で発生した飽和水蒸気によって被処理物中に含まれるポリエチレンテレフタレート樹脂を加水分解し、ポリエチレンテレフタレート樹脂の重合前の分解生成物を生成させる処理であり、分別回収処理は、加水分解処理による分解生成物を気体または液状成分と、固形成分とに分別してそれぞれ別個に回収する処理である。 (もっと読む)


【課題】 ポリ乳酸樹脂の加水分解時間を短縮する。
【解決手段】 乳酸系生分解性プラスチックを含む廃棄物からなる被処理物を、処理チャンバー1内に投入するステップと、前処理として、数十分をかけてポリ乳酸の結晶化温度近くの温度に加熱するステップと、その後、加水分解処理に移行し、被処理物総重量の20%の水を処理チャンバー1内に投入し、加熱モードを行うステップと、冷却モードで処理チャンバー1内の水蒸気を乳酸水溶液に凝結させるステップと、抽出された乳酸水溶液を回収するステップとを順次行う。 (もっと読む)


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