説明

ライフィクス株式会社により出願された特許

1 - 2 / 2


【課題】生体分子配列を構成する基本単位分子の組合せ計算により導出すること、また導出した配列が質量分析された場合のフラグメントイオンの質量電荷比をコンピュータ計算によって推定することにより、質量分析を用いた生体分子の同定において必要となるデータを導出し、既知、未知を問わす生体分子配列を決定すること。
【解決手段】生体分子配列を構成する単位分子の取り得る組合せの検討することで、既知未知を問わず生体分子配列を計算し、その生体分子配列が質量分析により測定された場合に検出される質量電荷比を算出する。算出した質量電荷比と質量分析値を、質量分析におけるフラグメントイオンの検出量に従うイオン強度と生体分子配列を構成する単位分子間の特定の結合が切れやすいことを評価する全く新しい照合方法を利用することにより、本課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】質量スペクトル上の多数のピークから高速・高精度に糖鎖の配列を決定する。
【解決手段】分析対象となる糖鎖および開裂施行によって得た複数の糖鎖断片に開裂施行を含む質量分析を行い、得られた複数の質量データとあらかじめ求められている各種糖鎖の構造または配列データとを照合し糖鎖配列を決定すること、もしくは質量スペクトル中の質量ピーク自身の組合せにより、糖鎖配列を直接的に決定することにおいて発生する膨大な配列決定演算を糖鎖の生合成における配列・構造特性ならびに開裂前の分析質量における制約を用いて減少させることで、実測の質量スペクトルが示す糖鎖配列を決定する。 (もっと読む)


1 - 2 / 2