説明

公立大学法人福井県立大学により出願された特許

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【課題】遺伝子組み換え手法を用いずに、種子の、物理的及び生物的ストレスに対する耐性を高める方法を提供する。また、種子の発芽を阻害することなく、また化学合成農薬等の薬剤を用いることなく種子の消毒処理を行える方法を提供する。
【解決手段】浸透圧が0.5〜4MPaの範囲の水溶液に種子を浸漬する。種子の浸漬時間としては、3時間〜120時間の範囲が好ましい。また使用する水溶液としては、ポリエチレングリコール、マンニトール、ソルビトール等の糖アルコール類;硝酸カリウム等の硝酸塩、リン酸カリウム等のリン酸塩、炭酸カルシウムや塩化ナトリウムの少なくとも1つを含有する水溶液が好ましい。種子の消毒処理は、前記の水溶液に種子を浸漬した後、種子を温湯処理すればよい。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、低温反応性が高く且つ熱安定なウリカーゼ活性を有する蛋白質を作成する方法、および低温反応性が高く且つ熱安定なウリカーゼ改変体を提供し、該ウリカーゼ改変体の産業利用を可能とすることである。
【解決手段】ウリカーゼ活性を有する蛋白質の低温反応性の向上および熱安定性を、蛋白質工学的手法により両立させる方法、並びに該方法によって作成した低温反応性が高く且つ熱安定なウリカーゼ改変体。 (もっと読む)


【課題】アルカリや金属イオンの存在下でも黄変を生じることなく、紫外線を遮断するのに十分な量の紫外線吸収剤が添加されたポリマー材料を提供する。
【解決手段】フェノール性水酸基を有する紫外線吸収剤(A)と、有機酸アニオン(B)と、および有機酸アニオン(B)との塩を形成する第4級アンモニウム基を構成成分として含むカチオン系ポリマー(C)とを、マトリックスとなるポリマー(D)に複合させてなり、紫外線吸収剤(A)とカチオン系ポリマー(C)との配合比が紫外線吸収剤(A)のフェノール性水酸基1当量に対するカチオン系ポリマー(C)の第4級アンモニウム基が10〜0.1当量となるポリマー材料。 (もっと読む)


【課題】ポリアミノ酸を効率よく製造する方法の提供。
【解決手段】リボソーム非依存的ペプチド合成酵素(NRPS)様式でアミノ酸の重合を触媒する酵素、および該酵素をコードする特定の塩基配列からなるポリヌクレオチド。ポリアミノ酸合成酵素が、ポリリジン合成酵素である、ポリヌクレオチド。該ポリヌクレオチドを含有する、組換えベクター。該組換えベクターを含む形質転換体。該形質転換体を用いる、ポリアミノ酸合成酵素の製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、保存時には高い安定性を有し、かつ使用時には結合物質との高親和性を有するタンパク質を創出することである。
【解決手段】タンパク質工学的改変により結合物質の結合する付近のフレキシブルループをジスルフィド結合で架橋することで、結合物質との親和性は低下するが安定性の向上したタンパク質を取得し、さらに該タンパク質の使用時に還元物質で処理することによりジスルフィド結合を切断し、結合物質との親和性を高める。 (もっと読む)


【課題】強固な結晶構造を有するαキチンを実用に耐え得るレベルで効率良く分解し得る等の特性を有する微生物の提供、並びに当該微生物由来のキチン分解酵素及びそれをコードする遺伝子の提供。
【解決手段】新規パエニバチルス属細菌(受託番号NITE P−310)又はその変異体、及び、当該微生物あるいはその培養上清を用いて、多糖又は多糖含有物からその分解物を生成することを含む、多糖又は多糖含有物の分解物の製造方法;多糖又は多糖含有物の分解活性を有する酵素及び当該酵素をコードする遺伝子など。多糖又は多糖含有物の分解物としては、例えば、単糖(例、N−アセチルグルコサミン、グルコサミン)、オリゴ糖(例、キチンオリゴ糖、キトサンオリゴ糖)が挙げられる。 (もっと読む)


【課題】 クラゲ類から有用物質であるコラーゲンを未変性の状態で効率的に可溶化し、回収する。
【解決手段】 クラゲ類自身が有する内因性酵素を活性化してクラゲ類の分解反応を開始させ、クラゲ類が有するコラーゲンを未変性の状態で可溶化して未変性のコラーゲンを含む中性塩溶液を生成するために、クラゲ類を低温で貯蔵する低温貯蔵工程と、中性塩溶液から未変性のコラーゲンを回収する回収工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、ウリカーゼの比活性を向上させる方法、および比活性の向上したウリカーゼ改変体を提供し、該ウリカーゼ改変体の産業利用を可能とすることである。
【解決手段】ウリカーゼ活性を有するタンパク質の比活性を、蛋白質工学的手法により向上させる方法、並びに該方法によって比活性が向上したウリカーゼ改変体。 (もっと読む)


【課題】医薬、化粧品、染毛剤等に利用可能なウリカーゼ製剤を提供する。より詳しくは、冷蔵での保管維持、流通はもとより常温(JIS規格で15〜25℃)、あるいはそれ以上の温度での保管維持、流通が可能な組成のウリカーゼ製剤を提供する。特に、水溶解条件下で高い温度でも安定なウリカーゼ製剤を提供する。
【解決手段】活性成分としてウリカーゼ活性を有するタンパク質を含む、体温に近い35〜45℃に活性の至適温度を有し、かつ安定性の極めて高いウリカーゼ製剤を提供する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、安定性の極めて高い尿酸測定試薬を提供することにより、臨床検査や各種診断等に有用な尿酸測定を、正確で簡便なものとすることにある。より詳しくは、冷蔵での保管維持はもとより常温(JIS規格で15〜25℃)、あるいはそれ以上の温度での保管維持が可能な単一組成の液状尿酸測定試薬組成物を提供することにより、測定時の正確性、簡便性を高め、さらには試薬の流通時、長期保管時における簡便性をも向上させることにある。
【解決手段】反応最適温度が45℃以下であり、かつ水溶液中80℃、5分間の処理で80%以上の残存活性を有するウリカーゼを使用することにより、60℃、1日間放置後も測定能を維持している液状尿酸測定試薬組成物を提供する。 (もっと読む)


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