説明

メタウォーター株式会社により出願された特許

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【課題】中和還元処理槽の必要容量を縮小してコストダウンを図ることができ、また中和還元処理工程と浸漬工程又はろ過工程を時間的に重複させて、タイムロスの発生を大幅に抑制すること。
【解決手段】薬品添加逆洗工程において、薬品注入工程において排出された薬品洗浄排水を中和還元するための中和還元処理工程を、薬品浸漬工程と並行して開始するようにして、薬品浸漬時間内に中和還元処理および排水を完了する。また、薬品注入工程において排出された排水を中和還元処理槽11に貯留して中和還元処理して排水した後、リンス工程において排出された薬品洗浄排水を中和還元処理槽11に貯留して中和還元処理して排水することで、1つの中和還元処理槽11で対応できるようにする。 (もっと読む)


【課題】 膜の透過性能を低下させることなく膜ろ過運転を安定して継続することができる膜の洗浄方法及び膜の洗浄装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、被処理水を膜ろ過処理する膜の洗浄方法において、
前記被処理水を膜ろ過する膜ろ過工程と、前記膜ろ過工程後にろ過とは逆方向にろ過水を通水して前記膜の逆流洗浄を行う逆流洗浄工程と、前記膜ろ過工程および前記逆流洗浄工程を予め定めた所定回数繰り返した後または膜の目詰まりに応じて、前記膜ろ過水に薬品を添加して前記膜の逆流洗浄を行う薬品添加逆流洗浄工程とを有し、前記薬品添加逆流洗浄工程が、酸を添加する薬品として使用する酸添加逆流洗浄工程と、還元剤を添加する薬品として使用する還元剤添加逆流洗浄工程とを組み合わせて、前記膜の洗浄を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】膜破断を検知する方法を提供する。
【解決手段】膜の少なくとも片面を液体に接触させる膜湿潤工程と、前記膜湿潤工程に引き続き前記膜の片面を気体で加圧し、前記膜の両面間の差圧を検出して前記膜の損傷を検知する差圧計測工程を実施する膜損傷検知方法において、前記差圧計測工程は、前記膜の片側に気体を注入して加圧する空気注入工程と、前記空気注入工程と並行して、前記空気注入工程開始時から所定時間後に膜損傷の有無を一次判断し膜破断ありと判断された場合は、膜損傷ありの信号を発信し、直ちに差圧計測工程を終了する一次判断工程と、前記一次判断工程に引き続き、加圧側がバブルポイントより低い所定圧力まで上昇した時から所定時間後に前記差圧が予め定めた差圧閾値より小さい場合は膜損傷ありの信号を発信する二次判断工程を実行する。 (もっと読む)


【課題】下水を効率よく処理することができ、汚泥の流出を防止できる下水処理方法及び下水処理装置を提供すること。
【解決手段】生物反応槽1と、最終沈殿池2と、活性汚泥濃縮装置3と、最終沈殿池2に処理液を通水させる配管L4と、活性汚泥濃縮装置3に処理液を通水させる配管L5と、最終沈殿池2から生物反応槽1に汚泥を返送する配管L2と、活性汚泥濃縮装置3から生物反応槽1に活性汚泥濃縮液を返送する配管L3とを備える下水処理装置を用い、下水の流入水量が設計流入水量以下の場合、その全量を生物反応槽1、最終沈殿池2の順に通水させて処理し、下水の流入水量が設計流入水量を超える場合、生物反応槽1で生物処理した後設計流入水量の処理液を最終沈殿池2で分離処理し、設計流入水量を超過した水量の処理液を第2の配管L5から活性汚泥濃縮装置3に供給して性汚泥濃縮液を生物反応槽1に返送する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、破断した膜モジュールを特定できる破断膜モジュール検出装置を提供する。
【解決手段】膜エレメントを収納した膜モジュールと、前記膜モジュールに原水を供給する原水供給配管と、前記膜モジュールから流出したろ過水が通流するろ過水配管とを備えたろ過装置の破断膜モジュール検出装置において、前記膜エレメントは同数同形状のものが2群あり、前記各膜エレメント群からの配管圧損が同じになる平衡部位にあって前記各膜エレメント群に通流する物質の流量バランスを検出する流量バランス検出部と、前記流量バランス信号が上限閾値より大きい場合に上限警報を発信し、さらに、前記流量バランス信号が下限閾値より小さい場合に下限警報を発信する制御部とを備える。 (もっと読む)


【課題】膜の洗浄効果が高い膜ろ過システムの洗浄方法を提供する。
【解決手段】中空糸膜を備えた膜モジュールと、原水を前記膜モジュールに供給する原水供給手段と、前記中空糸膜の膜破断を検知する膜破断検知手段とを備えた内圧式の膜ろ過システムの洗浄方法において、中空糸膜の逆洗工程と、前記逆洗工程に引き続いて中空糸膜の内側に気体を導入した上で中空糸膜の破断を検知する膜破断検知工程と、前記膜破断検知工程に引き続き前記中空糸膜内側に液体を通流させる空気抜き工程であって、前記中空糸膜の長手方向の一方端から他方端へ液体を通流させる第1空気抜き工程と、前記中空糸膜の長手方向の前記他方端から前記一方端へ液体を通流させる第2空気抜き工程とを、交互に行う空気抜き工程であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】アルカリ源の添加量をアルミニウムが溶解しているアルカリ性反応液に対しても適切に管理し、過剰添加による費用の無駄や、添加不足によるリン抽出不良を防止できる下水汚泥焼却灰からのリン回収方法を提供する。
【解決手段】下水汚泥焼却灰とアルカリ性反応液とを反応槽内で混合して下水汚泥焼却灰に含まれるリンを液中に抽出したうえ、リン抽出液と処理灰とを固液分離し、このリン抽出液にカルシウム成分を加えてリン酸カルシウム結晶を取り出す下水汚泥焼却灰からのリン回収方法である。アルミニウムが溶解しているとpHによる管理が不能となるが、本発明ではバッチ操作においては供給反応液のPアルカリ度を、連続操作においては反応槽内液のPアルカリ度を測定し、Pアルカリ度が所定範囲に維持されるようにアルカリ源の添加量を制御しつつリン抽出を行う。 (もっと読む)


【課題】ポンプやエジェクタの設置台数を少なくして設備コストを低下させることができ、しかも粉末活性炭の必要添加量の大幅な変動に対応して粉末活性炭の添加量を変化させ、臭気成分を確実に吸着することができる浄水処理方法を提供する。
【解決手段】原水に活性炭供給装置2により粉末活性炭を添加し、膜モジュール3で膜ろ過する。原水の最大臭気濃度に対応する送液量を持つ単一の活性炭供給装置1を、原水の臭気濃度に応じた時間ずつ間欠運転する。粉末活性炭は膜モジュール3の内部に保持され、粉末活性炭により臭気を吸着する。活性炭供給装置2としてはスラリーポンプまたはエジェクタが用いられる。 (もっと読む)


【課題】複数の膜モジュールを、制御系統や配管系統を複雑化させることなく、しかも逆洗水の加圧に要する時間を短縮して効率良く逆洗することができる方法を提供する。
【解決手段】複数の膜モジュール1を備えた膜分離ユニットを、モジュール単位で逆洗する方法である。各膜モジュール1を共通の水配管2を介して共通逆洗水槽3に接続し、また共通の空気配管4を介して共通圧縮空気槽5に接続する。共通逆洗水槽3の内部に収納された複数の膜モジュール分の逆洗水量の逆洗水を加圧したうえで、その加圧された逆洗水による水逆洗と圧縮空気によるエアブローとからなる逆洗工程を、各膜モジュール1ごとに繰り返す。逆洗水量は学習能力を備えた水位計により制御する。 (もっと読む)


【課題】チェーンの付着汚泥の除去が容易であり、かつ除去結果が確認でき、チェーンの腐食を確実に予防することが可能となる。
【解決手段】汚泥掻寄装置は、沈殿池1の上流側11と下流側12に設けたスプロケット21、22、23、24に掛け渡されて回動する主務チェーン3には、平行に配設される隣接したチェーンとの間に、長板状の合成樹脂製フライト33が架け渡して取り付けられる。フライト33を移動させて、沈殿した汚泥を下流側12から上流側11の方に掻き寄せ、汚泥ピット14に集めるよう構成されている。そして、主務チェーン3の一部を水面上方に露出させる手段と、主務チェーン3の上方位置には、露出した主務チェーン3に向けて洗浄水を下方に噴射する洗浄水噴射ノズル51が配設されている。
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