説明

サイチ工業株式会社により出願された特許

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【課題】粗研磨から精密仕上げ研磨まで連続的に適用でき、研磨時間が長時間に達する場合でも、研磨パッドが不均等に損耗することなく、被加工物が全て均等に加工される平面両面仕上げ方法及び平面両面仕上げ装置を提供する。
【解決手段】下面に研磨パッド2を取り付けて上定盤1とし、上面に研磨パッド2を取り付けて下定盤4とし、各定盤1,4をそれぞれの研磨パッド2,2を対向させた状態でそれぞれ偏芯旋回運動を可能とし、キャリア3は低速で自転させながら1軸又は2軸往復する摺動運動もしくは円軌道運動を行うものであり、このキャリア3に複数の被加工物9を保持させて、砥粒を分散させたスラリー3を各定盤1,4から加工面に供給しつつ、スラリー中の水が感応するプラス域の低周波で立ち上がりが良好な繰り返し波形を与えながら各定盤1,4を偏芯旋回運動させると共に、キャリア3を自転させながら往復状又は円軌道に摺動させる。 (もっと読む)


【課題】ITや医療機器産業に用いられるガラス等の脆性材に用いられる砥粒を分散させた流体を用いた研磨加工を行うことができ、大きな加工量を求められる粗研磨から高精度の平滑性が求められる精密仕上げ研磨まで連続的に適用できる平面両面研磨方法及び平面両面研磨装置を提案する。
【解決手段】本発明の平面両面研磨方法は、下面に研磨パッド2を取り付けて上定盤1とし、上面に研磨パッド2を取り付けて下定盤6とし、前記各定盤1,6をそれぞれの研磨パッド2,2を対向させた状態でそれぞれ面向きを一定とした偏芯旋回運動を可能とし、前記研磨パッド2,2の対向空間に、面向きを一定として1軸又は2軸往復する摺動運動又は円軌道運動を可能とするキャリア7に複数の被加工物9を保持させて臨ませ、砥粒を分散させたスラリー3を各定盤1,6から加工面に供給しつつ、前記各定盤1,6を偏芯旋回運動させると共に、前記キャリア7を往復状に摺動させる。 (もっと読む)


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