説明

オックスフォード インストルメンツ モレキュラー バイオツールス リミテッドにより出願された特許

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【課題】改善されたDNP装置を提供すること。
【解決手段】DNP装置内で用いられる冷却材サブアセンブリは、以下のものを含む。向かい合う第1及び第2の端部を有する内側ボアチューブ(6)を囲む多数の同心ジャケット(7,14,16,17)を含み、ジャケットは内側ボアチューブ(6)への熱流を妨げるように適応されており、DNP作業領域(21)は内側ボアチューブ(6)内に規定されており、ここでDNP工程がDNP作業領域内の試料上で行われる。冷却材供給経路(2)は、DNP作業領域(21)における内側ボアチューブ(6)の外面に隣接して延びて前述の外面を冷却し、それによって試料ホルダ・アセンブリ(18)を、内側ボアチューブの第1の端部を通して挿入して、試料・ホルダをDNP作業領域に導き、内側ボアチューブの第2の端部を通して移動させることができる。 (もっと読む)


【課題】NMR検査装置とNMR分析方法の提供。
【解決手段】NMR検査装置は、溶解した超偏極サンプルを提供するシステム(7)と、超偏極システムに接続されたNMR分析システム(80)とを有する。NMR分析システムは、NMRを実行するのに適した可動範囲中で、実質的に均一な磁場を発生させるための磁石(12)と、可動範囲中に位置づけられた、複数のRF磁場発生器(2A−2D)とを含む。非導電性導管(10)は、超偏極サンプルを、各RF磁場発生器(2A−2D)を通って順次搬送するために、隣接するRF磁場発生器を通り、かつ超偏極システム(7)に接続されている、サンプル制御システム(20)は、導管を通るサンプルの動きを制御する。NMR信号獲得システムは、所定のパルスシーケンスに応じてRF磁場を発生させるようにRF磁場発生器を制御し、およびRF磁場にさらされたサンプルの部分から結果として生じるNMR信号を検出する。 (もっと読む)


【課題】過分極化サンプルに対して液状核磁気共鳴(NMR)測定を実行するのに使用するためのアセンブリを提供する。
【解決手段】物体又はサンプルに対して核磁気共鳴実験を実行するのに使用するための磁石アセンブリ。アセンブリは、ボアの周りに位置し、ボア内の1次作業容積(101)に実質的に均一な磁場を発生し、かつコイル構造体内でボアから分離した2次作業容積(100)に実質的に均一な磁場を発生するように配列されたクライオスタット内の1組の超電導コイル(12)を含む。過分極化システムの少なくとも一部が、少なくとも1つの2次作業容積(101)と交差し、過分極化されるサンプルを2次作業容積に保持する。 (もっと読む)


適当な磁場へさらすことにより磁化状態と非磁化状態との間で切換可能な粒子を用いてある場所に磁気粒子を準備する方法である。この方法は、前記場所に非磁化状態の粒子を運ぶ工程と、そして、粒子を適当な磁場にさらし、磁化状態に切換える工程と、を備えた。 (もっと読む)


クライオスタット(1)と、作用容積内に磁場を発生させるための、クライオスタット内に位置する磁場発生装置(2)と、内部に前記作用容積が位置するマイクロ波キャビティ(8)と、マイクロ波出力を前記マイクロ波キャビティに供給するための導波管(18)と、を含むDNPシステムを操作する方法であって、a)試料を作用容積内に配置し、試料を前記磁場発生装置によって発生される磁場に供するステップと、b)作用容積に液体冷却剤を供給して、試料を冷却するステップと、c)試料内の核スピンを過分極させるように、マイクロ波出力を試料に照射するステップと、d)照射ステップの後で、試料を作用容積内に残しながら液体冷却剤を作用容積から放出することによって、試料を加温するステップと、を含むことを特徴とする方法。
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Jカップリングされた少なくとも2つの非整数スピン核種を含む分子構造を含む試料においてDNPを実施する方法であって、この方法は、適正な強度の均一な磁場に暴露された状態で冷却された固体状態の前記試料を過分極するステップと、過分極された試料を溶解又は融解するステップと、スピンの化学シフトが前記Jカップリングより確実に大きいように十分な強度の安定した均一な磁場に試料が暴露された状態で、試料を分極保持RFパルス・シーケンスに供するステップと、パルス・シーケンスが試料内の核スピン・ポピュレーションを非平衡様式で複数のエネルギー準位の間に再分布させ、その後、前記分子種の緩和時定数T未満の時間の後、前記核スピン・ポピュレーションを安定した平衡準位に断熱的に移行させるステップと、を含む。
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