説明

日立GEニュークリア・エナジー株式会社により出願された特許

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【課題】圧力抑制室の構造において、構造壁の厚さ低減やそれに伴う原子炉建屋の小型化を可能とする。また、配管破断時の初期蒸気流入時の圧力抑制プール水温の上昇を抑制する。
【解決手段】圧力抑制室内に設置する円筒状の構造壁に、少なくとも最上段にあるベント管出口と同一高さでベント管出口と正対する周方向位置の領域に開口部を設けることにより、ベント管での蒸気の凝縮振動で発生する圧力の構造壁での反射を低減し、設計強度の低減を可能とする。また、開口部を通過して構造壁内外の圧力抑制プール水の混合を促進し、配管破断時の初期の蒸気流入時の蒸気凝縮による蓄熱に有効となる圧力抑制プール水量を増大する。 (もっと読む)


【課題】
全電源喪失が生じ、原子炉圧力容器内で発生した水素が蒸気とともに格納容器内に放出される場合でも、格納容器内での水素の蓄積を低減すると共に、原子炉建屋内に水素の漏洩が生じても水素爆発を防ぐことができることは勿論、炉心で発生した放射能を封じ込めること。
【解決手段】
本発明では、上記課題を解決するために、原子炉圧力容器から格納容器内に向けて全電源喪失時でも水素を含む蒸気が放出可能な原子炉隔離時冷却系の途中に、前記原子炉圧力容器内で発生した水素と反応させるための酸素を発生する金属酸化物が収められた酸素発生器と、該酸素発生器の下流側に位置し、前記原子炉圧力容器内で発生した水素を酸素と再結合させて水に戻すための触媒が納められた再結合器とが設置されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、化学除染に連続して原子炉構成部材及びフェライト皮膜表面に白金皮膜を効率的に形成する方法を提供するところにある。
【解決手段】上記した目的を達成する本発明の特徴は、プラント構成部材を有するプラントの運転停止後で前記プラントの運転開始前に、白金イオン及び還元剤を含む皮膜形成液を、プラント構成部材の表面に接触させ、前記プラント構成部材の前記表面に、白金皮膜を形成することを特徴とする。
【効果】本発明によれば、化学除染に連続して原子炉構成部材及びフェライト皮膜表面に白金皮膜を効率的に形成する方法を提供できる。 (もっと読む)


【課題】機器の状態を適切に異常判定へ反映させ、異常判定の誤報を減らし、より早期の異常判定を可能とし、保守員や運転員が適切な対応行動を取れるようにする。
【解決手段】正常稼働データが格納された正常範囲データベース110と、機器稼働データが入力され、機器異常度を算出する異常度算出部102と、機器異常度を格納する異常度データベース113と、機器異常度の時間変化を求める傾向算出部103と、機器異常度の変動要因について機器稼働データの変動幅が格納された変動要因データベース111と、機器稼働データの時間変化を表す変動寄与度を求め、変動寄与度と変動幅とから変動要因について類似度を求め、機器異常度の変動要因を推定する変動要因推定部104と、異常判定の結果と異常時に取る行動とが格納されている対応行動データベース112と、対応行動データベースを参照し、異常判定を行い、行動を決定する対応行動決定部105を備える。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、材料の強度評価が可能な負荷速度範囲を広げることができる材料試験方法及び材料試験装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明は、試験部材に負荷速度を与え前記材料部材の強度試験を行う材料試験方法又は材料試験において、予め一回以上の繰返し予負荷を付与し、その後続けて材料特性評価に用いる主負荷を与え所定の前記負荷速度をえることを第1の特徴とする。また、本発明は、前記繰り返し予負荷数は5回乃至10回であることを第2の特徴とする。 (もっと読む)


【課題】プラント運転中においてプラントの構造部材の欠陥を精度良く検出できる耐熱超音波センサを提供する。
【解決手段】耐熱超音波センサ1は、可撓性を有する金属薄板2の上に厚みが0.5mm以下でキューリ点が200℃以上の圧電セラミックス膜3を形成している。電極である金属薄膜4が圧電セラミックス膜3の上面に取り付けられ、金属線メッシュ5が、金属薄膜4を覆って金属薄膜4の上面に取り付けられる。耐熱同軸ケーブル7の芯線9が接続点6で金属線メッシュ5に接続される。耐熱同軸ケーブル7は、グランド部である金属製の固定部材8で金属薄板2に固定される。電気絶縁カバー10が、金属薄板2に取り付けられて、圧電セラミックス膜3、金属薄膜4、金属線メッシュ5、接続点6、固定部材8、及び同軸ケーブル7の芯線9を覆っている。 (もっと読む)


【課題】
プラント建設計画の進行に伴い作業区画が細分化された場合において、作業の手戻りが発生し、よって効率が低下する。
【解決手段】
プラントの建設工程および当該プラントの建屋の建築工程の作成を支援するプラント建設工程作成支援システム10は、機器仕様保持手段22と、建屋情報保持手段21と、クレーン仕様保持手段23と、この機器をこの各作業区画のいずれかに干渉を回避して搬入する経路を算出する搬入経路作成手段14と、概略の建屋の建築工程を取得したならば、クレーンによる機器の搬入の際にクレーンや機器との干渉を回避する対象である各作業区画に対して仮の作業期間情報を割り当て、建屋の建築工程が更新されたならば、各作業区画に対して詳細な作業期間情報を割り当てる建築工程割当手段13とを備えている。 (もっと読む)


【課題】作業性が向上する放射線測定装置および携帯端末装置を提供する。
【解決手段】線源20から放射される放射線を測定する放射線測定部2,11を備える放射線測定装置1であって、作業可能か否かを判定する作業可否判定部12と、作業可否判定部12の判定結果を出力する出力部5と、を更に備え、作業可否判定部12は、放射線測定部11で測定された線量率Dacが所定の目標線量率Dob以下である場合、作業許可と判定し、放射線測定部で測定された線量率Dacが目標線量率Dobより大きい場合、作業不可と判定する。 (もっと読む)


【課題】設計指示通りに、効率良くケーブルを敷設できるケーブル敷設支援システムを提供する。
【解決手段】システムは、ケーブルNo.のケーブルを通すトレイNo.を予め規定する設計データと、前記トレイNo.と前記トレイNo.のトレイの位置とを対応付けるインデックスとを有し、ケーブルNo.受付し、前記設計データを検索して前記トレイNo.の順列を得て、前記インデックスを検索して前記順列を形成する前記トレイNo.のトレイの位置を得て、前記トレイの位置を強調して表示する。また、前記受付は複数本のケーブルを受けつけ、前記トレイの位置の強調を、前記トレイNo.のうち前記受け付けた全てのケーブルが通る共通トレイNo.のトレイの位置と、前記トレイNo.のうち前記受け付けた全てのケーブルのうち一部のケーブルが通る非共通トレイNo.のトレイの位置に分けて行なう。 (もっと読む)


【課題】高周波微弱信号システムでコモンモードノイズが信号電圧に変換される割合を評価し、ノイズによる信号への影響の受け易さを直接評価する。
【解決手段】原子力プラント内において、中性子束やガンマ線などの放射線検出器の信号を高周波信号として伝送する信号伝送路に外部から高周波のコモンモード電流を注入する電流注入装置7と、前記電流注入装置に予め定めた周波数の信号電流を供給する電流発生装置8と、前記信号伝送路に流れるコモンモード電流を計測する電流測定装置10と、前記コモンモード電流によって前記信号伝送路の芯線及び戻り線の間に生じる電圧を計測する信号電圧測定装置11と、前記電流測定装置と前記信号電圧測定装置とで測定された電流値及び電圧値が入力され、これらの測定値の比である変換比を算出する変換比算出装置12とを備える。 (もっと読む)


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