説明

日立GEニュークリア・エナジー株式会社により出願された特許

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【課題】外部電源及び非常用ディーゼル発電機による電力供給が途絶えても、炉心内の核燃料物質から発生する崩壊熱を効率良く除去できる原子力プラントの非常用冷却装置を提供する。
【解決手段】冷却材喪失事故の発生により、隔離弁20が開いて原子炉圧力容器(RPV)2内の蒸気が、蒸気排出管19を通り圧力抑制室7内の圧力抑制プール8で凝縮される。この蒸気によって、蒸気排出管19に設けられた、圧縮機12に連結された蒸気タービン13が回転され、圧縮機12によって昇圧された冷媒が、冷媒排出管17、凝縮器14、冷媒供給管18及び蒸発器11で構成される閉ループ内を循環する。冷媒は、RPV2内の冷却水によって加熱されて蒸発器11内で気化し、凝縮器14での冷却によって液化される。冷媒が気化するとき、RPV2内の冷却水から熱を奪うので、その冷却水の温度が低下し、核燃料物質の崩壊熱を除去できる。 (もっと読む)


【課題】通常時のエネルギー損失が少なく、非常時にもポンプの運転を継続できるモータを提供すること。
【解決手段】原子力発電所に設置されたポンプ1を駆動するためのモータ2において、ポンプ1が一方側端部に接続される出力軸22と、当該出力軸22の他方側端部6に設けられ、外部駆動源5の出力軸4とのカップリングを取り付けるためのカップリング取付部7とを備える。モータ2に電力供給ができない場合には、カップリング取付部7を介して外部駆動源5の出力軸4とモータ2の出力軸22を連結することで、外部駆動源5によってポンプ1を駆動する。 (もっと読む)


【課題】放射線検出器が有する時間分解能を維持しつつ、放射性核種の定量分析及びエネルギー分析を精度良く行うことができる放射線計測装置を提供する。
【解決手段】半導体放射線検出器1から出力されるアナログパルス信号ごとに、このアナログパルス信号をアナログデジタル変換器2により複数のデジタル信号に変換する。これらのデジタル信号が入力されるスレッショルド回路3は、スレッショルド値を超えるデジタル信号を弁別する。デジタル信号加算回路4は、弁別された複数のデジタル信号をアナログパルス信号ごとに加算してアナログパルス信号ごとに加算値を求める。それぞれの加算値を入力するスペクトル生成回路5は、それらの加算値を用いて放射線エネルギースペクトルを生成し、放射線エネルギースペクトルを用いて放射性核種9の定量分析及びエネルギー分析を精度良く行う。 (もっと読む)


【課題】穴仕舞い処理作業難易度低減のための貫通部穴仕舞い処理管理システムを提供する。
【解決手段】プラント建屋を構成する躯体の情報を記憶する躯体情報と、躯体の情報に関連して機器・盤等の機器の配置に関する情報を記憶する機器・盤配置情報と、機器に関連して環境条件と対応策である要求名称とを記憶する環境条件情報と、要求名称に対応して貫通部の穴仕舞い処理に関する情報を記憶する床・壁貫通穴仕舞い型式情報と、要求名称の個数に応じて貫通部の穴仕舞い処理の難易度に関する情報を記憶する穴仕舞い処理仕様毎作業難易度情報と、機器間の接続に使用する接続手段に関する情報を記憶するケーブル・電線管・ケーブルトレイ・配管・ダクト距離毎作業難易度情報を備え、躯体に隣接する機器で定まる要求名称の個数に応じて穴仕舞い処理の難易度を定め、機器間の接続ルートを穴仕舞い処理の難易度を考慮して決定する。 (もっと読む)


【課題】原子炉の崩壊熱による蒸気を利用して原子炉を長期にわたって冷却できる原子炉隔離時冷却系を提供する。
【解決手段】原子炉隔離時冷却系は、原子炉隔離時に原子炉の崩壊熱によって発生する蒸気で蒸気タービンである隔離時冷却タービン13を駆動することによって原子炉隔離時冷却ポンプ12を駆動する。原子炉隔離時冷却系の真空ポンプ14と復水ポンプ15は、原子炉の崩壊熱によって発生する蒸気で駆動する第2の蒸気タービン15及び第3の蒸気タービン17によってそれぞれ駆動される。 (もっと読む)


【課題】ジェットポンプビームに設けられたビームボルトによる押し付け力を精度良く確認できるジェットポンプビーム取り付け状態確認方法を提供する。
【解決手段】ジェットポンプビーム(以下、ビームという)27がトランジションピースの突出部25A,25Bに嵌め込まれ、ビーム27へのたわみ付与後に、ビーム27のビームボルト28を締め付ける。ビームボルト28の先端28Aがエルボ23に嵌め込まれたインサート31の上面に接触する。超音波センサヘッド40をビームボルト28に装着し、超音波センサヘッド40内の超音波センサ41から超音波をビームボルト28に送信する。超音波測定装置48は、ビームボルト28の先端28A及びインサート31の下面で生じた各反射波のエコー強度を求め、これらのエコー強度に基づいてエコー強度比Rを算出する。このエコー強度比Rによりビームの取り付け状態を確認する。 (もっと読む)


【課題】緊急時に電源の残量に応じた省電力化を図り、全交流電源喪失後に原子炉の監視操作不能を防止する。
【解決手段】中央制御室内に入出力装置に接続された第一の通信装置と監視制御装置を備え、中央制御室外に第一の通信装置と通信する第二の通信装置と表示装置と操作信号を入力する入力装置とを含む遠隔監視制御盤を備え、通常運転時には中央制御室内設備と中央制御室外設備に所内電源を接続して中央制御室外からプラントの監視制御を行い、所内電源喪失時に中央制御室内設備と中央制御室外設備にバッテリー供給し中央制御室内の設備に開閉装置を介して電源接続する電源供給線を備え、入出力装置は、原子力プラントに直接接続された第一の入出力装置と、監視制御装置に接続された第二の入出力装置を含み、所内電源喪失によりバッテリーに切替え、中央制御室外の入力装置から中央制御室内設備の一部に対する電源供給を選択停止する。 (もっと読む)


【課題】原子炉建屋からの廃水から放射性核種や油分を除去し周辺環境への汚染拡散を回避することができる原子力設備、その廃水処理装置及び廃水処理方法を提供する。
【解決手段】原子力設備102からの廃水を浄化処理する廃水処理装置100であって、原子炉建屋102からの廃水から油分を除去する油分除去装置103と、原子炉建屋102からの廃水から放射性核種を除去する放射性核種除去装置104とを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】万が一、原子炉冷却材が漏洩し、建屋に滞留する状態においても原子炉に冷却水を供給し、タービン建屋内に溜まった漏洩水を排出することができる原子炉冷却システムを提供する。
【解決手段】少なくとも2階構成とされたタービン建屋に、復水器と、水を供給する為の冷却系統とを備え、原子炉建屋内の原子炉に水を供給する原子炉冷却システムにおいて、タービン建屋の下階に溜まった漏洩水を汲み上げて復水器貯留室に回収する第1のポンプ系統、復水器貯留室内の復水を、タービン建屋上階に汲み上げる第2のポンプ系統、タービン建屋上階に設置され、第2のポンプ系統からの復水を流量調整したうえで、原子炉に供給する第3のポンプ系統を備える。 (もっと読む)


【課題】
冷却材喪失事故が発生した場合でも、確実に原子炉格納容器内に窒素ガスを供給でき、原子炉格納容器内雰囲気の窒素濃度を上げて、再び原子炉格納容器内の不活性化を行うことが可能となり、水素爆発の恐れのない原子力発電プラントを提供すること。
【解決手段】
上記課題を解決するために、本発明の原子力発電プラントは、原子炉圧力容器を収納している原子炉格納容器を備え、これらが原子炉建屋で覆われている原子力発電プラントにおいて、前記原子炉建屋以外の建屋或いは屋外から前記原子炉格納容器内へ接続する配管に、前記原子炉格納容器に窒素ガスを供給する可搬式の窒素ガス発生装置を接続するための接続部を備えていることを特徴とする。 (もっと読む)


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