説明

日立GEニュークリア・エナジー株式会社により出願された特許

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【課題】総素子数を変えることなく、センサ開口の大型化できるとともに、オーバーピッチのセンサを用いても、斜角探傷においてノイズの低い検査画像を得ることができる超音波センサ,それを用いた超音波検査方法および超音波検査装置を提供することにある。
【解決手段】アレイセンサSは、検査対象10の内部に超音波を送信し、検査対象からのエコーを受信し、このエコーから検査対象を評価する超音波検査装置に用いられる。アレイセンサSは、超音波を発振する複数の超音波発振素子Eを配列されたものである。アレイセンサSを構成する複数の超音波発振素子Eは、一定方向に向かって、ピッチが大きくなっている。そして、検査対象部位に近い側のピッチが遠い側のピッチよりも大きくなるように、アレイセンサSが配置される。 (もっと読む)


【課題】燃料集合体内の冷却材流量の増加時での燃料集合体の出力の増加を低減し、熱的余裕を向上できる原子炉炉心を提供する。
【解決手段】炉心5Aは、最外層領域9よりも内側に複数の燃料集合体10及び11を配置する。燃料集合体10は、燃料支持金具内に形成され、入口に第1オリフィスを設けた第1冷却水通路に連絡される。燃料集合体11は、燃料支持金具内に形成され、入口に第2オリフィスを設けた第2冷却水通路に連絡される。第1オリフィスの圧力損失は第2オリフィスのそれよりも小さい。複数の燃料集合体10の4つの側面に隣接する燃料集合体10の体数が1以下であり、残りのその側面に燃料集合体11が隣接して配置される。燃料集合体10は、冷却水流量が増加するが、出力の低い燃料集合体11が3体以上隣接しているので、出力の上昇割合が抑制される。 (もっと読む)


【課題】フェライト皮膜への放射性核種の取り込みをさらに抑制できる原子力プラント構成部材の線量低減方法を提供する。
【解決手段】原子力プラントの定期検査の期間において、例えば、再循環系配管の内面にフェライト皮膜を形成する(S2)。定期検査の終了後、原子炉を起動し(S3)、定格出力で原子炉の運転を継続する(S4)。原子炉に接続された浄化系配管から炉水をサンプリングし、炉水のNi(II)イオン濃度を測定する。測定されたNi(II)イオン濃度が1.2ppbよりも大きいとき、鉄酸化物を給水に注入し(S6)、鉄酸化物を含む給水を原子炉内の炉水に混合する。炉心内の燃料棒の外面に固定化された鉄酸化物が炉水内のNi(II)イオンを取り込むため、炉水のNi(II)イオン濃度が低減される。この結果、フェライト皮膜に取り込まれる極微量のCo−60イオンがさらに低減される。 (もっと読む)


【課題】軽水炉の経済性を損なうことなく安全余裕をさらに増大させることができる軽水炉の炉心を提供する。
【解決手段】軽水炉の炉心20は、上部ブランケット領域5A、上部燃料領域6A、内部ブランケット領域7A、下部燃料領域8A及び下部ブランケット領域9Aの5領域を含む核燃料物質領域12を有している。高さ283mmの上部燃料領域6の核分裂性Pu富化度は15.7wt%であり、高さ194mmの下部燃料領域8の核分裂性Pu富化度は20.2wt%である。上部燃料領域6の高さは下部燃料領域8の高さの1.46倍である。また、下部燃料領域8の核分裂性Pu富化度は、上部燃料領域6の核分裂性Pu富化度の1.29倍となる。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、中性子吸収材を充填する細長い孔を有する孔タイプにおいて照射誘起型応力腐食割れを防止できるまたは製造コストを低減した、或いは従来よりも寿命を延長できる制御棒を提供することにある。
【解決手段】
本発明は、沸騰水型原子炉用の制御棒またはその製造方法において、中性子吸収材充填孔を有し、軸直角断面が長方形の複数の角管を列状に並べ、前記列状に並べた角管を両側に前記角管と並行に設けたフレーム板と前後に設けたカバー板とで挟み込んだ構造をHIP拡散接合によって一体化した軸形状断面が長方形の形状を有する4枚のブレードを前記制御棒の軸直角断面において十字形となるように配置したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】弁装置に作用する力学的負荷を精度良く遠隔監視できる弁装置の監視システムを提供する。
【解決手段】複数の不純物拡散抵抗で構成されるブリッジ回路を有する半導体基板2を、弁装置の弁棒10,バルブヨーク9,トルクスプリング28、軸のうちの何れかに設け、弁の開閉の伴う状況を、IP変換モジュール19、インターネット網21を通じて遠隔監視センタ20に送信し、送信されたブリッジ回路の計測値からスラスト力とトルクを求め、弁装置の監視に供する。 (もっと読む)


【課題】 原子炉出力を適正に維持しつつ、RIPモータケーシングの共振を抑制する。
【解決手段】 一部のRIP2の回転速度を高速で上昇させて共振回避領域RSを通過させると同時に、他のRIP2の回転速度を下降させて、すべてのRIP2による原子炉出力PLが所定の出力になるように制御する。その後、他のRIP2の回転速度を高速で上昇させて共振回避領域RSを通過させると同時に、一部のRIP2の回転速度を共振回避領域RSから脱した状態で下降させて、すべてのRIP2による原子炉出力PLが所定の出力になるように制御する。 (もっと読む)


【課題】 高速ランバック時において、原子炉水位の低下および炉心流量の急減による原子炉のスクラムを防止する。
【解決手段】 高速ランバック時において、原子炉冷却材再循環ポンプ2の速度指令を瞬時に第1の速度H1まで低下させ、その後、原子炉冷却材再循環ポンプ2の速度指令を所定の変化率Rで第2の速度H2まで低下させる。このとき、原子炉水位が所定の水位以下とならず、かつ、各時における炉心流量が所定の炉心流量以下とならないように、第1の速度H1および変化率Rを設定する。 (もっと読む)


【課題】超音波センサを配管に挿入して板厚測定を行う際に、超音波センサの挿入のための案内チューブを有する超音波板厚測定装置において、管内径が小さく、挿入経路配管内径に形状変化がある場合にも、案内チューブの硬さ、曲がり癖に対して十分に強い力での調芯を可能とする超音波板厚測定装置を提供する。
【解決手段】案内チューブ2の内部に超音波センサ4用信号ケーブルとワイヤ7を内装した操作チューブ8を備え、配管1の内部へ超音波センサヘッド3を挿入する際には案内チューブ保持金具9と超音波センサヘッド3が一体となるように操作チューブ8を引き上げておき、案内チューブ2を押しながら配管1に挿入を行う。次に、測定対象部位付近まで超音波センサヘッド3を挿入し、操作チューブ8を案内チューブ2に対して押込む。この状態で、超音波センサヘッド3は案内チューブ保持保持金具9から分離し、超音波センサヘッド3はワイヤ7によつて吊下げられ、案内チューブ2の硬さ、曲り癖の影響を排除した状態で配管1の内部に位置する。 (もっと読む)


【課題】オゾンと塩化物イオンの共存下における構造部材の腐食を抑制できる有機物を含む放射性廃液の処理方法を提供する。
【解決手段】界面活性剤等の有機物を含む放射性廃液が廃液収集タンク3に集められる。この放射性廃液は、加熱装置4で加熱された後、循環配管18及び廃液収集タンク3を循環する。放射性廃液のTOC濃度、溶存オゾン濃度および酸化還元電位を、TOC計11、オゾン濃度計12および酸化還元電位計14で測定される。測定された溶存オゾン濃度および酸化還元電位は制御装置25に入力される。溶存オゾン濃度または酸化還元電位が設定値を超えたとき、制御装置25は入力した計測値に基づいて放射性廃液へのオゾン注入量を減少させる。オゾンにより有機物が分解され、しかもオゾンと塩化物イオンの共存下における構造部材の腐食を抑制できる。 (もっと読む)


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