説明

日立GEニュークリア・エナジー株式会社により出願された特許

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【課題】 シースとハフニウム楕円管との隙間腐食環境を改善し、照射誘起型応力腐食割れ(IASCC)への耐性を高めた構造の沸騰水型原子炉の制御棒を提供することである。
【解決手段】 横断面が概略十字形のタイロッド1と、横断面が概略U字形で中性子吸収材としてハフニウム楕円管7を内包しタイロッド1に部分溶接されたシース4と、シース上端に溶接により取り付けられたハンドルと、シース下端に溶接により取り付けられた下部支持板または落下速度リミッタとからなる沸騰水型原子炉の制御棒において、ハフニウム楕円管7の平坦部にくぼみ8aを形成し、または、ハフニウム楕円管7の平坦部を薄肉化8bし、または、ハフニウム楕円管7の平坦部の表面を波板状8cとし、シース4とハフニウム楕円管7の平坦部との隙間G1を従来の隙間G0よりも拡げ、隙間腐食環境を緩和した制御棒。 (もっと読む)


【課題】
ガイド波を用いた非破壊検査において、直管部あるいは曲げ部を有する配管に生じた減肉などの欠陥箇所を、迅速に検出する装置及び手法を提供する。
【解決手段】
ガイド波探傷装置4のガイド波センサ3を配管1の外表面に装着し、配管1の検査領域にガイド波を伝播させ、欠陥箇所が存在すると、その欠陥箇所で反射したガイド波がガイド波センサ3に受信され、欠陥に由来した受信情報を含んだ受信情報がガイド波探傷装置4で取得できる。その一方で配管1と同種で同形状で、検出対象の欠陥が無い状態の配管を、配管1の検査と同じ条件でガイド波探傷装置で検査した際の受信情報を規準と成る受信情報として探傷結果記憶装置12に記憶させておく。探傷結果診断装置13は、検査対象の配管1を検査した際の受信情報と、探傷結果記憶装置12に記憶させた基準と成る受信情報とを比較して、欠陥に由来した有意な受信情報を抽出する。 (もっと読む)


【課題】応力腐食割れの発生時間を精度良く求めることができる応力腐食割れ監視方法を提供することにある。
【解決手段】原子力プラントに設けられた各ECPセンサによって測定された各測定対象箇所でのECPの測定値がそれぞれSCC監視装置に入力される(ステップ22)。その原子力プラントに設けられた各水質測定装置で測定された各測定対象箇所での冷却水の硫酸濃度の測定値がそれぞれSCC監視装置に入力される。測定対象箇所の構造部材の炭素量がSCC監視装置に入力される(ステップ24)。各測定対象箇所の構造部材の歪み速度がSCC監視装置に入力される(ステップ25)。SCC監視装置はECP及び硫酸濃度の各測定値、構造部材の炭素量及び歪み速度に基づいて各構造部材におけるSCC発生時間を算出する(ステップ26)。 (もっと読む)


【課題】原子炉を構成する原子炉圧力容器及び炉内構造物などの部材に施される表面処理を高能率かつ低コストに行う方法を提供する。
【解決手段】溶接部6の溶接に利用した溶接装置案内用のレール11a,12aに取り付けられた自走式ウォータージェットピーニング装置21により溶接部6のウォータージェットピーニングを実施する。また、溶接部7の溶接に利用した溶接装置案内用のレール11b,12bに取り付けられた自走式ウォータージェットピーニング装置21により溶接部7のウォータージェットピーニングを実施する。さらに、溶接部8の溶接に利用した溶接装置案内用のレール11c,12cに取り付けられた自走式ウォータージェットピーニング装置21により溶接部8のウォータージェットピーニングを実施する。レーザ改質などの他の表面処理にも応用できる。 (もっと読む)


【課題】応力腐食割れの発生確率を精度良く求められる応力腐食割れ監視方法を提供する。
【解決手段】応力腐食割れ監視装置18の電極1a,1b,2を、原子力プラントの炉水と接する構造部材の近傍で炉水中に配置する。電極2には応力が付与されている。電極1aと電極2間の電圧信号を入力するエレクトロメータ5は電位ノイズを求める。電極1bと電極2間に流れる電流信号を入力する無抵抗電流計6は電流ノイズを求める。電位ノイズ及び電流ノイズはA/D変換器7でディジタル信号に変換されてパーソナルコンピュータ8に入力される。パーソナルコンピュータ8は、両ノイズ情報を基に、電極2表面の酸化皮膜のボイド移動速度Jm’を求める。このボイド移動速度Jm’、及び予め求められたボイド移動速度Jm’とSCC発生確率との相関を用いて、原子力プラントの炉水と接する構造部材のSCC発生確率を求める。 (もっと読む)


【課題】電源装置が発生し、動力ケーブルを介して伝達する電磁ノイズを低減する。
【解決手段】原子炉格納容器1の内部に設置された電動機11と、原子炉格納容器1の外部に設置された電源装置17と、原子炉格納容器1の貫通口15を貫通して電動機11と電源装置17とを接続する動力ケーブル13とを備え、貫通口15を貫通して、動力ケーブル13の芯線近傍に平行に敷設され、電動機11の電動機筐体12と電源装置17の接地端子とを接続する専用戻り線14を備え、専用戻り線14に接続された電動機11の筐体及び電源装置17の接地端子とを建屋接地幹線18に一点接地する。また、動力ケーブル13と専用戻り線14との双方のコモンモード電流を阻止するコモンモードチョーク21を設ける。 (もっと読む)


【課題】
貯蔵ピット内の構造を簡素化し、かつ貯蔵している放射性物質に必要な冷却性能を有する放射性物質貯蔵方法および放射性物質貯蔵施設を提供する。
【解決手段】
放射性物質貯蔵施設の貯蔵ピット2内に放射性物質を収納する収納管4が複数配置され、初めに隣接する収納管4のうち少なくとも1つの収納管4が空の状態のままとなるように放射性物質を収納管4に順に収納し、次に空の状態のままとなっている収納管4に順に収納する。 (もっと読む)


【課題】可撓性基板の曲がりやねじれに対して断線しにくい渦電流探傷プローブを提供することにある。
【解決手段】可撓性基板1に固定された複数のコイル2と、可撓性基板1の配線を別の配線に繋ぎかえる結線部3とを有する。可撓性基板1の配線は、各コイルの1素線に対して、並列配置された複数の配線8a,8bと、これらの複数の配線8a,8bを接続する短絡線9とからなる。可撓性基板は、結線部側の巾が、コイル配置部の可撓性基板の巾より広くなるように曲率を設けてある。可撓性基板の配線を別の配線に繋ぎかえる結線部側に取り付けられた楔形の絶縁物15を備える。 (もっと読む)


【課題】
排水設備のファンネル内の目視を蓋を開けることなく簡単な構成で確実に達成する。
【解決手段】
排水設備のドレンラインの途中に備えられているファンネル6の蓋1を透明な部材で構成し、且つその蓋1の形状をドーム型に形成してある。ファンネル6内は、蓋1越しに目視で監視出来る上、排水物が蓋の内面に付着した際には、その排水物がその蓋1の内面に沿って流下してゆくので視界が良好に確保できる。このような蓋1には、通気孔15付きのねじ込みプラグ2が装着され、ねじ込みプラグを上方向に移動するように回転させることでファンネル内の負圧解消が行えて、排水を促進できる。 (もっと読む)


【課題】高放射線場においても被検査体の超音波探傷が可能で、接触媒質を繰返し使用でき、かつ検査前後の作業が容易な超音波探触子を提供する。
【解決手段】超音波探触子1Aを、超音波信号の送受信を行う超音波振動子2と、超音波振動子2の超音波送受波面3とは反対側の面に設けられるダンパー4と、これら超音波振動子2及びダンパー4を保持する絶縁性の保持体6と、保持体6を収納する金属製のケース5と、ケース5の上端部に設けられたコネクタ9と、超音波振動子2に備えられた図示しない上部電極及び下部電極とコネクタ9とを接続するリード線7,8と、ケース5の下端部に設けられた筒状のカップリング11と、カップリング11内に充填されたベントナイト10とから構成する。 (もっと読む)


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