説明

日立GEニュークリア・エナジー株式会社により出願された特許

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【課題】密封容器に密封されているガスの濃度を下げることなく、放射性物質等を高感度で計測できる密封容器内の放射線計測方法を提供する。
【解決手段】密封容器2内の封入ガスを減圧環境にすることで密封容器2から封入ガスを取り込み、封入ガス中に存在するダスト状の放射性物質をフィルタで回収しフィルタの放射線濃度を計測する。フィルタでダスト状の放射性物質を回収した後の封入ガスは再度密封容器2内に戻す。密封容器2から回収した封入ガスを保管中又は検査中に密封容器2から取り出した封入ガスと同量のガスを密封容器2に供給してもよい。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、プラント運転中に炭素鋼配管の腐食減肉抑制効果を確認でき、プラント稼働率を向上できるプラント運転方法を提供することにある。
【解決手段】
炭素鋼配管と同じ炭素鋼の少なくとも3個の電極を、炭素鋼配管を流れる水中に曝露し、測定した当該電極間の電気化学ノイズから算出されるノイズ抵抗の逆数、又はノイズ抵抗、あるいは電気化学的電流ノイズの標準偏差を指標として、プラント運転中の炭素鋼配管の複数箇所における腐食減肉の発生有無を監視し、その結果に基づいて水中に添加する腐食抑制剤の量を制御する。 (もっと読む)


【課題】配管の溶接部内面に圧縮残留応力を付与するまでに要する時間を短縮できる配管溶接部の予防保全方法を提供する。
【解決手段】沸騰水型原子力プラントの再循環系配管10の一部であるライザー管15A,15B及び15Cのき裂存在部分を切断して除去する。研磨装置を有する配管内アクセス装置25を、切断箇所の開口部からライザー管15A内に挿入し、ライザー管15A内でその切断箇所の近くで待機させる。切断箇所に挿入された新配管41の両端部がライザー管15Aと溶接にて接合される。配管内アクセス装置25が、溶接終了後、ライザー管15A内を移動し、研磨装置を溶接部42の内面付近に位置させる。研磨装置はその内面付近を研磨して圧縮残留応力を付与する。作業終了後、配管アクセス装置25は、隣りのライザー管15Bの切断箇所から取り出される。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、ニッケル基合金またはオーステナイト系ステンレス鋼製の溶接材からなる溶接部で部材を接合して構成された溶接構造物において、溶接部の表面の柱状晶方向を表面面内方向とすることにより、応力腐食割れの進展性の改善効果の影響範囲を溶接部等の深くまで及ぼし、溶接構造物の信頼性を向上させることにある。
【解決手段】ニッケル基合金またはオーステナイト系ステンレス鋼製の溶接材からなる溶接部で部材を接合して構成された溶接構造物において、前記溶接部5の表面に、回転するツールを表面垂直方向の荷重負荷により圧着させた状態で移動させて摩擦撹拌処理を行い、該摩擦撹拌処理による摩擦撹拌処理部の柱状晶方向6を表面面内方向とすることにより、溶接構造物の応力腐食割れ進展性を改善する。 (もっと読む)


【課題】上板側に形成される開先溝やギャップを不要とし,上板表面からのアーク溶接によって下側の立板側まで溶融接合した健全な溶接金属部を得ることにある。
【解決手段】下側の立板3の上端面に上板1を配置してT型継手を形成し,さらに,前記T型継手の上板1の表面部に溶け込み促進剤4を塗布した後,非消耗電極方式のアーク溶接を遂行する際,下側の立板厚T2が上板厚T1と同一の厚み又は上板厚T1より薄い場合は,上板1裏面貫通後の立板3側の溶融プール7aの溶け幅wを立板厚T2以上に形成させ,一方,前記下側の立板厚T2が上板厚T1より厚い場合には,前記溶融プール7aの溶け幅wを上板厚T1以上に形成させて,所望の溶接金属部7bを有する溶け込み形状とする。 (もっと読む)


【課題】内圧を用いる拡管時に、配管溶接部近傍における配管内面に働く引張応力を低減ないし圧縮状態にして応力腐食割れを防止できる配管の残留応力改善方法を提供することにある。
【解決手段】配管1A,1Bの溶接部を含み溶接の開先面合わせのための内面加工された範囲である溶接部近傍2において、配管の溶接部近傍2の肉厚を溶接部近傍以外の肉厚より薄くする。溶接部近傍の2の肉厚を薄くすることで、内圧による拡管時の溶接部近傍2の変形量は溶接部近傍2以外の変形量より大きくなる。配管1を拡管により塑性変形するまで膨らませる。これにより、配管の残留応力が改善される。 (もっと読む)


【課題】より高い燃焼度の複数の使用済燃料集合体を、燃料収納容器における線量率の制限値を満足させて、より短時間に装荷することができる燃料収納容器への使用済燃料集合体の装荷方法を提供する。
【解決手段】金属キャスク内に収納する各使用済燃料集合体の燃焼度分布データがCPUに入力される(ステップ4)。CPUはそれらの燃焼度分布データを用いて各々の使用済燃料集合体の線源強度分布を算出する(ステップ5)。キャスク内での使用済燃料集合体の収納位置を決定する(ステップ6)。算出した線源強度分布の情報及び収納位置の情報に基づいて、キャスクの線量率分布を算出する(ステップ7)。線量率計算値が第1線量率設定値未満であるかの判定(ステップ8)、及び線量率計算値が第2線量率設定値以上であるかの判定(ステップ9)が共にYesである場合に、決定された各使用済燃料集合体を金属キャスク内に収納する。 (もっと読む)


【課題】 沸騰水型原子力プラントのサプレッションチェンバ内で水流による動圧の影響を抑制し、水位を正確に測定できる差圧式水位計測装置を提供する。
【解決手段】 気相内に突出した開放端21を有する計装配管22、気相側計装配管22に接続され基準水位レベル24を保持する凝縮槽23と、液相内に突出した開放端28を有する計装配管27と、液相側計装配管27および凝縮槽23に連結され基準水位レベル24と液相内開放端28との差圧を検出し水位を計測する水位検出手段26とからなるサプレッションチェンバの水位計測装置において、サプレッションチェンバ1の内壁面近傍にサプレッションチェンバ1の水位に基づく圧力を伝達する孔32を有し、液相側計装配管28の開放端を覆うカバー31をサプレッションチェンバ1の内壁面に取り付けた。 (もっと読む)


【課題】Pu−241の同位体割合が多いPu組成を用いた高速炉の移行炉心における燃焼反応度の増大を抑制し、制御棒本数の増加及び1つのサイクルにおける運転期間の短縮を避けることができる高速炉の炉心を提供する。
【解決手段】炉心1は、MAの添加割合が異なる4種類の初装荷燃料集合体2,3,4,5を分散配置している。MA添加率は、燃料集合体2が0wt%、燃料集合体3が2wt%、燃料集合体4が4wt%、及び燃料集合体5が6wt%である。炉心1における燃料交換は、第1サイクルである初装荷炉心以降の各サイクルでの運転が終了した後に行われる。これらの燃料交換において、炉心1内の燃料集合体は、燃料集合体2〜5のうち初装荷炉心に装荷した時点でMAの添加率が小さい燃料集合体から順番に炉心1から使用済燃料集合体として取り出される。新燃料集合体である取替え燃料集合体がその替りに炉心1に装荷される。 (もっと読む)


【課題】炉水の減速材温度反応度係数が正になったとき、運転員に適切な情報を提供することができ、冷却材温度変化率を制限値以内に収めることができる原子炉起動時監視システムを提供する。
【解決手段】原子炉起動監視装置22は、演算処理装置33、減速材温度反応度係数判定装置23及び出力情報作成装置32を有する。減速材温度反応度係数判定装置23は、演算処理装置33で算出された原子炉周期逆数及び炉水温度変化率を入力し、制御棒操作停止後の経過時間情報、現在の原子炉周期逆数、制御棒操作停止時点からp秒が経過した時点での原子炉周期逆数及び制御棒操作停止時点からq秒前の時点での炉水温度変化率を用いて、減速材温度反応度係数が正か負かを判定する。判定により得られた正(または負)の表示情報が出力情報作成装置32で作成され、表示装置42に出力される。必要なガイダンスを音声出力する。 (もっと読む)


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