説明

日立GEニュークリア・エナジー株式会社により出願された特許

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【課題】インレットミキサとディフューザとの接続部における摩耗の発生を防止することができるジェットポンプを提供する。
【解決手段】再循環ポンプからの冷却水を導くライザ管11と、このライザ管11から分岐接続した一対のインレットミキサ13と、これら一対のインレットミキサ13にそれぞれ接続したディフューザ15とを備えたジェットポンプ10において、インレットミキサ13とディフューザ15との接続部に弾性体(例えば複数の板ばね27)を設ける。これにより、冷却水の流れの影響によるインレットミキサ13の振動を吸収する。 (もっと読む)


【課題】ジェットポンプの流力振動を抑制しかつ効率を更に増大できるジェットポンプ及び原子炉を提供する。
【解決手段】ジェットポンプは、ノズル、ベルマウス、スロート12及びデフューザ13を有する。ベルマウスの下端に接続されたスロート12の下方に、ディフューザ13が配置される。リング部材14がディフューザ13の上端部に固定される。スロート12の下端部で突起部29が外側に突出している。スロート12の下端部で内面に形成された窪み28がスロート12の下端から上方へ延びる。ディフューザ13の上端部が窪み28内に挿入される。シール部材16がディフューザ13上端とスロート12下端との間に配置される。突起部29に支持された袋ナット15がリング部材14に噛み合わされ、ディフューザ13の上端がスロート12の下端に押し付けられる。スロート11下端の内径D1とデフューザ12上端の内径D2は同じである。 (もっと読む)


【課題】適正なプラント運用が可能な原子力プラント及びその補給水設備を提供する。
【解決手段】貯水槽21の水を補給水管路22a〜22dに圧送する補給水ポンプ23と、補給水管路22dに設けられ、補給水ポンプ23によって圧送される水の逆流を防止する逆止弁25と、逆止弁25の下流側に補給水管路22dから分岐して設けられ、非常用炉心冷却設備3A,3Bと接続された封水供給管路26a,26bと、封水供給管路26a,26bに設けられ、非常用炉心冷却設備3A,3Bから補給水管路22dへ水が流通することを防止する逆止弁27a,27bと、逆止弁25の下流側に設けられ、補給水管路内22dの圧力を設定値内に保持する逃がし弁28を備える。 (もっと読む)


【課題】ウォータージェットピーニング施工面の残留応力を、非破壊かつ炉内環境下で評価できる残留応力評価方法を提供する。
【解決手段】ウォータージェットピーニング施工面を撮影した画像からピーニング痕を抽出し、単位面積あたりのピーニング痕の総面積あるいは数を計測し、あらかじめ作成した残留応力とピーニング痕総面積または数の関係式に代入して残留応力を評価する。あるいは、ピーニング施工前後での表面積増加率を算出し、あらかじめ作成した残留応力と表面積増加率の関係式に代入して残留応力を評価する。原子炉炉内環境下で、非破壊でピーニング施工面の残留応力を評価できる。 (もっと読む)


【課題】原子力プラントに設けられた他系統の保守点検の自由度が増大する原子力プラントを提供する。
【解決手段】BWRプラント7は還元性窒素化合物注入設備34を備える。注入薬品タンク24内のヒドラジン水溶液はプラントの運転時にが注入配管27、浄化系配管19を経てRPV8内に注入される。還元性窒素化合物注入設備34は、他に循環配管42、活性炭触媒を充填した触媒塔45及び酸化剤タンク46を有する。還元性窒素化合物注入設備34の保守点検時には、隔離弁30が閉じられ、注入配管27内に残留するヒドラジン水溶液が注入配管27に供給される洗浄水によって回収配管38より注入薬品タンク24内に回収される。ヒドラジンを含む回収された廃液は、注入薬品タンク24から触媒塔45に送られる。ヒドラジンは酸化剤タンク46から供給される過酸化水素の存在下で触媒塔45内で活性炭触媒の作用により分解される。 (もっと読む)


【課題】
建屋内の高所に既設の天井クレーンを用いて新設の走行台車を設置或いは取り外す際の取扱いを容易且つ迅速に行えるようにする。
【解決手段】
建屋上部の走行用レール3に新走行台車1を設置する際に、新走行台車1を天秤2の架台6上に搭載し、その天秤2に錘7を付けて水平にバランスさせた状態で既設の天井クレーン11で天秤2ごと新走行台車1を吊上げ、新走行台車1の車輪4が走行用のレール3よりも高い位置に到達した時点で新走行台車1の車輪4を走行用のレール3の真上に突き出し、その後に天秤2を天井クレーン11によって降下させ、天秤2からレール3へ新走行台車1を移し変えて設置する。レール3から新走行台車1を取り外す作業は先の設置とは逆手順による。 (もっと読む)


【課題】メンテナンスコストを低減できる水分計測装置及び水分計測方法を提供することにある。
【解決手段】γ線源1は、被検査体4にγ線を照射する。中性子検出器6は、被検査体4に付着した水の中の重水素による(γ,n)反応によって発生した中性子を検出する。ここで、γ線源1が照射するγ線のエネルギーを、重水素の(γ,n)反応に対するしきいエネルギーよりも高く、被検査体4を構成している物質の(γ,n)反応に対するしきいエネルギーよりも低いエネルギーとし、重水素の(γ,n)反応により発生する光中性子を中性子検出器6で計測する。 (もっと読む)


【課題】
使用済核燃料の再処理設備の安定的運用を確保する。
【解決手段】
フッ化装置2で使用済核燃料にフッ素を作用させて揮発させたフッ化物中のプルトニウムフッ化物をPu固定化装置4内で固定化剤10により固定化させ、前記固定化されたプルトニウムフッ化物は固定化剤とともに酸化物転換装置7で水蒸気と反応させて混合酸化物燃料の原料とし、固定化されなかったものはU精製装置6にて六フッ化ウランに再生される。前記固定化する過程で採用される固定化剤は、内部に固定化剤の母材UO2 を充填したPu固定化装置4のその内部を真空ポンプ5で引いて除湿し、除湿したその内部にて、母材を固定化剤に調製するための反応流体であるフッ素を流量コントローラ3を通じてその内部に流して除湿乾燥環境下で調製される。 (もっと読む)


【課題】伸縮管とつかみ具を含んでなる燃料把持部を備えた原子炉用の燃料交換機について、その製造コストの低減を可能とする構造を実現する。
【解決手段】燃料交換機は、走行台車と横行台車を備えるとともに、その横行台車に取り付けられた燃料把持部を備え、走行台車と横行台車の走行により燃料把持部を必要位置に位置決めできるようにされている。またその燃料把持部4は、伸縮自在に形成された伸縮管11、燃料集合体を把持したりその把持を開放したりすることができるように形成されたつかみ具12、および横行台車からつかみ具を懸垂支持するワイヤロープ23の伸縮でつかみ具に昇降動をなさせる昇降装置22を含んでいる。そしてそのつかみ具は、クランプ機構のクランプ金具31により、伸縮管に拘束された拘束状態と伸縮管による拘束から開放されてワイヤロープにより自由な状態に懸垂される自由懸垂状態を選択的にとれるようにされている。 (もっと読む)


【課題】固化体に接した水のpHと硫酸イオン濃度が低くなるように固化体を作製でき、しかも、扱う放射性廃棄物の容量が多くても容易に作製できるようにする。
【解決手段】硫酸イオンを含有する放射性廃液若しくは可溶性の硫酸化合物を含有する放射性廃棄物にアルカリ土類金属化合物を加える不溶化処理と、その後、硬化材を加える固化処理又は酸を加えて中和した後に乾燥する固化処理を行うことで、容器に収納された固体状の放射性廃棄物とする固型化方法において、固化処理若しくは不溶化処理と固化処理を前記容器よりも容積の小さい小容器で実施し、固化体を収納した小容器を容器に定置する。アルカリ土類金属化合物の量と硬化材の材料・配合を適正にすることで、固化体に接した水のpHを12以下、硫酸イオン濃度を200ppm以下にできる。 (もっと読む)


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