説明

藤井撚糸株式会社により出願された特許

1 - 1 / 1


【課題】SZ交互合撚糸をパイル糸とするループパイルタフテッドパイル布帛のパイル面に右捩りや左捩りのループパイルが長く連続して生じる疵欠点を解消する。
【解決手段】SZ交互合撚糸12を構成するSZ交互仮撚単糸11のS撚部13とZ撚部14の間に無撚状態の無撚部15を介在させ、SZ交互合撚糸に複数本のSZ交互仮撚単糸の無撚部間15・15が引揃状態の引揃部16を発生させ、その引揃部の一部の繊維17を絡み出させて引揃部の繊維の間を結束する。その結束部18を引揃部に2箇所以上発生させる。引揃部の結束部間18・18の間は開毛状態の無結束部19とする。そのSZ交互合撚糸をパイル糸20として使用すると、右捩りと左捩りのループパイル30・40の他に無撚りのループパイル34・35が発生し、パイル面が霜降り模様状になるので、外観品質上の疵欠点”ロット混・縦筋”が目立たなくなる。 (もっと読む)


1 - 1 / 1