説明

フレセニウス メディカル ケア ドイチュランド ゲーエムベーハーにより出願された特許

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【課題】本発明は、体外血液処理中の患者へのアクセス及び/又は体外血液回路及び/又は透析液システムの監視装置及び方法に関する。
【解決手段】本発明の装置及び方法は、体外血液回路での血液又は透析液システムでの透析液の搬送に、閉塞ポンプに代えて遠心ポンプ(9)を使用することに基づく。周知の遠心ポンプは、当該ポンプを隔てた圧力差の小さい変化であっても流量の大きな変化がもたらされる。本発明に係る装置は、遠心ポンプによって搬送された血液又は透析液の流量を測定する手段(21)と、測定された流量Qにおける変化が予め設定された量以上の場合に、体外血液回路又は透析液システム内に誤血管アクセス又は誤動作があるものと判断する制御演算ユニット(20)とを備えている。例えば、体外血液処理中に静脈血液ライン内の圧力が小さく低下した場合、これは遠心ポンプの流量の著しい増加をもたらす。この流量の著しい増加は、遠心ポンプの特性の直線的な供給曲線に起因し、本発明に係る誤静脈血管アクセスの検出の基礎として用いられる。 (もっと読む)


【課題】未使用及び使用済みの透析液の平衡を正確に保つことを可能にする透析処置装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る透析処置装置及び未使用及び使用済み透析液の平衡方法は、平衡システムの個々の平衡室(A,B,C,D)が未使用の透析液及び使用済みの透析液の双方を受け取り、前記平衡室の機能が交互に入れ替わることを特徴とする。こうして、個々の平衡室の容積が相互に異なっていても平衡が正確に保たれる。全体としての処置の1周期中に、前記容積の相違が、前記平衡室の周期的な入れ替えによって相互に相殺される。 (もっと読む)


【課題】体外血液処理装置の血流反転装置及び血液反転装置を備えた体外血液処理装置並びに体外血液処理中の血流反転検出方法に関する。
【解決手段】体外血液処理装置は、患者から引き出されて血液処理部(204)に至る動脈血液ライン(108A)及び前記血液処理部から引き出されて前記患者に至る静脈血液ライン(106A)を有する体外血液循環路(I)を備えている。本発明に係る体外血液処理装置の血液反転装置は、血流反転のために相互に相対回転する二つの弁作動体(102,104)を備えている。本発明に係る血流反転装置は、体外血液処理装置の読み取り装置(270)からの高周波電磁場を受信して、前記読み取り装置で読み取り可能な前記弁作動体の位置の特性を示す少なくとも一つの識別子を発生させる通信装置(210)によって特徴付けられる。 (もっと読む)


【課題】体外血液処理中の血管アクセスの監視方法及び監視装置に関する。
【解決手段】本発明に係る方法及び装置は、体外血液サーキット内において、静脈及び動脈圧力差としても参照される静脈圧センサ(19)によって測定された静脈圧と動脈圧センサ(18)によって測定された動脈圧との差を監視することに基づく。本発明は、圧力差のみに基づく血管アクセス不良を識別する測定された圧力信号の確実な評価を一般的に困難にする干渉信号が測定された静脈圧及び動脈圧に重ね合わされているのを算出することに基づく。本発明に係る方法及び装置によれば、体外血液処理中での阻害を記述するテスト関数を決定する。前記テスト関数が測定された静脈圧及び動脈圧からノイズが除去された圧力差を判断するのに用いられ、前記圧力差が演算及び評価ユニット(22)内で評価されて血管アクセス不良を識別する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、体外血液処理装置を用いた体外血液処理用の血管アクセスを形成するための装置に関する。
【解決手段】血管アクセスを形成するための装置は、近位端部及び遠位端部(1A,1B)を備えた導電性穿刺針(1)と、該穿刺針の遠位端部が挿入された非導電性材質からなる基体(2)とを備えている。血管アクセスが適切に手配された場合は、前記穿刺針が患者の血管内に配置された状態で、導電性コンタクトエレメントを備えた前記基体が患者の皮膚上に載置されている。滑脱又は転位は、前記導電性穿刺針及び前記導電性コンタクトエレメント(7)間で測定されて限界値と比較されたインピーダンスによって検出される。前記インピーダンスが特定の範囲内にある場合は、血管アクセスが適切であることを示す。前記穿刺針の滑脱又は転位は、インピーダンスの激しい変動をもたらし、血管アクセスが適切に手配されていないことを示す。 (もっと読む)


【課題】 空気、特に微小気泡の存在について流動媒体を監視する。
【解決手段】
本発明の方法及び装置に係る基本原理は、信号パルスシーケンス又は連続信号を流動媒体に対して伝搬させ、前記流動媒体から出た信号パルス又は連続信号を受信する。微小気泡を検出するために、前記受信した信号パルス又は連続信号の予め設定された周期上での経時的変化の特性である信号パターンを抽出する。前記特性信号パターンを一又はそれ以上の特性基準パターンと比較し、特性信号パターンが少なくとも一の特性基準パターンに対して、好ましくは前記信号パターンから抽出された分散において予め設定された量相違する場合に空気が存在するものと判断する。 (もっと読む)


【課題】 液体の流れ、特に体外血液処理装置の血液循環システム内の血流を空気の存在について監視する。
【解決手段】超音波発信器(17)によって超音波信号を血液内に伝搬すると共に超音波受信器(18)によって前記血液から出た超音波信号を受信する超音波測定によって、気泡を検出する。時間間隔の連続シーケンスにおいて受信した各超音波信号は、予め設定された基準レベルと比較され、前記超音波信号の振幅又はこれに関連するパラメータが前記予め設定された基準レベルを下回るときに時間間隔において血液中に空気が存在すると判断される。前記受信した超音波信号の振幅が前記予め設定された基準レベルを下回る時間間隔の連続数が、測定されて血液の流量に依存する予め設定された限界値と比較される。前記時間間隔の連続数が前記予め設定された限界値を上回る場合、患者の血液に臨界量の空気が存在すると判断する。 (もっと読む)


【課題】 高精度の蠕動ポンプの有効送出割合の決定及び高精度の蠕動ポンプの速度調節を行う。
【解決手段】本発明は、弾性ホース管に液体を送出する蠕動ポンプの有効送出割合の決定方法及び装置に関する。更に、本発明は、弾性ホース管に液体を送出する蠕動ポンプの速度調節方法及び装置に関する。本発明に係る方法及び装置は、有効送出割合を、ポンプの稼動時間に応じたポンプの公称速度及びポンプ上流のホース管における圧力に基づいて計算する。ポンプのプリセットストローク容量をポンプの公称速度に乗じ、前記ポンプの稼動時間及びポンプ上流のホース管における圧力に対するポンプのストローク容量の依存を表す補正関数によって、前記ポンプのストローク容量と公称速度との積を補正し、前記有効送出割合を決定する。補正関数は、ポンプの稼動時間に対する公称送出割合の相対的減少を表す一つ以上のパラメータを有する多項式及びポンプ上流のホース管における圧力に対する公称送出割合の相対的減少を表す一つ以上のパラメータを有する多項式が立てられることが好ましい。
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