説明

きそミクロ株式会社により出願された特許

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【課題】自然光を有効利用して植物の育成に適した光を供給できる植物の育成方法および植物育成資材に用いられる光改質用光学部材を提供すること。
【解決手段】光透過性フィルム2の表面2aに、半径0.5mm以上3mm以下の半球型の凸レンズ状突起3を配列して、植物育成フィルム1を形成する。各凸レンズ状突起3を、蛍光染料を0.02重量%以上1.0重量%以下の含有率で含有する樹脂素材により形成し、各凸レンズ状突起3の受光面(凸曲面3a)の出光面(平坦面3b)に対する面積比を140%以上にする。凸レンズ状突起3の形状、寸法、配置パターン、あるいは、凸レンズ状突起3を形成している蛍光染料の含有率などを適宜設定することにより、通常はR/B比が0.6程度である自然光を、植物育成フィルム1を通過させることによってR/B比が1.5〜5程度の改質光に改質する。 (もっと読む)


【課題】動植物の育成に最適な波長の光を必要な光量だけ施設内に導入して余剰な光で発電する可動式の太陽電池システムを提供すること。
【解決手段】太陽電池システム1は、ハウス型の育成施設Hの天井部分に配置された可動太陽電池パネル10(以下、パネル10という)と、壁部分に配置された可動太陽電池パネル20(以下、パネル20という)を備える。パネル10,20は光透過性の基板11と樹脂フィルム13の間に色素増感太陽電池セル12(以下、セル12という)および集電配線15を封入したもので、セル12と集電配線15はストライプ状などの様々な模様状に配置される。この配置パターンを調整して太陽光の透過率を調整することができる。セル12は、光合成に不要な波長成分を吸収して発電し、他の波長成分は透過させて育成施設H内に供給する。パネル10,20はプリーツスクリーン状やルーバー状に動く。 (もっと読む)


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