説明

松岡瓦産業株式会社により出願された特許

1 - 1 / 1


【課題】 ピラミッド形吸収体の母材として多く用いられている発泡材は、熱に弱く、大電力を吸収して発熱すると変形、変質して電波吸収性能が劣化したり、発火する危険性がある。また、電波吸収体の母材となる樹脂や発泡材は耐候性が十分でなく、電波吸収体の屋外使用では長期に亘る使用に限界があり、耐候性と耐電力特性に優れたピラミッド形電波吸収体が望まれていた。
【解決手段】 粘土素地のピラミッド成形体の表面に、いぶし瓦製造法によりカーボン層を形成した電波吸収体としている。また、前記ピラミッド成形体は、側壁内面から側壁外面に貫通する放熱孔を複数個設けたり、複数個を一体化して成形している。また、前記ピラミッド成形体の底面部には、任意の一辺の中央部に突起部を設け、かつ該突起部と対向する位置の辺の中央部に他のピラミッド成形体の突起部を挿入する切欠部を設けている。 (もっと読む)


1 - 1 / 1