説明

有限会社 緒方材料科学研究所により出願された特許

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【課題】蛍光物質をDNAに挿入した従来のDNA複合体に比べ、成膜性に優れると共に、高い電荷輸送性能を有する発光材料を提供する。また、本発明の発光材料を用いて薄膜形成された平滑で且つ高い電荷輸送性能を有する発光層を備えることで、従来のDNA複合体を発光層に用いた有機発光素子に比べて、低電圧で大きな発光強度を得ることができる有機発光素子を提供する。
【解決手段】発光材料は、デオキシリボ核酸(DNA)と、主鎖又は側鎖にプロトン化可能なアミノ基を少なくとも1つ有し、DNAと絡み合う導電性高分子と、DNAのアニオン部に結合するカチオン性官能基を有する脂質化合物と、DNAのアニオン部に結合する蛍光発光性の金属錯体と、を含む。有機発光素子は、この発光材料を含む発光層と、発光層に正孔を注入する陽極と、発光層に電子を注入する陰極と、を含む。 (もっと読む)


【課題】蛍光物質をDNAに挿入した従来のDNA複合体に比べ、純度が高く成膜性に優れた発光材料を提供する。また、本発明の発光材料を用いて成膜された発光層を備えることで、従来のDNA複合体を発光層に用いた有機発光素子に比べて、耐電圧特性に優れた有機発光素子を提供する。
【解決手段】発光材料は、デオキシリボ核酸(DNA)と、DNAのリン酸基の一部に結合するカチオン性官能基を有する脂質化合物と、DNAのリン酸基の残部に結合する蛍光発光性の金属錯体と、を含む。有機発光素子は、この発光材料を含む発光層と、発光層に正孔を注入する陽極と、発光層に電子を注入する陰極と、を含む。 (もっと読む)


【課題】DNA又はDNA−脂質複合体を用いた簡易な方法により、基板上に導電性パターンを、画像流れを抑制しながら安定して形成できる電子回路付き基板の製造方法を提供する。
【解決手段】基板上に、DNA又はDNA−脂質複合体を含む溶液を描画することによって電子回路パターンを形成する工程と、前記電子回路パターンが形成された基板を多価金属イオン溶液に浸漬することによって、前記電子回路パターンにおいて、前記DNA又は前記DNA−脂質複合体と前記多価金属イオンとの錯体を形成する工程と、形成された錯体中の金属イオンを還元することによって、前記電子回路パターンを導電性パターンとする工程と、を有する電子回路付き基板の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】従来のDNA複合体に比べて、蛍光発光能に優れたDNA複合体を提供する。
【解決手段】DNA複合体は、デオキシリボ核酸(DNA)と、DNAを配位子とする希土類金属イオンと、を含み、DNAのリン酸原子2個を1モルと換算した場合に、希土類金属イオンのDNAに対するモル比を2以上とする。 (もっと読む)


【課題】安定性・耐久性が向上した複合電子材料を提供する。
【解決手段】本発明の複合電子材料は、DNA−脂質化合物と、該DNA−脂質化合物中のDNA部分にインターカレートした有機色素分子と、芳香族基及び極性基を有する高分子材料と、を含むものである。また本発明の複合電子材料の製造方法は、前記DNA−脂質化合物の存在下で、前記高分子材料を構成する重合性モノマーを光重合させることを含む前記複合電子材料の製造方法である。 (もっと読む)


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