説明

白石工業株式会社により出願された特許

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【課題】カルシウム混合物から高純度のフッ化カルシウムを回収する。
【解決手段】 フッ化カルシウムと、酸化カルシウムおよび炭酸カルシウムのうちの少なくとも1種とを含むカルシウム混合物からフッ化カルシウムを回収する方法であって、カルシウム混合物に酸(HA)を加え、(F1)(F2)式に基づく反応により酸由来カルシウム化合物(CaA)と水とを生成させるとともに、酸(HA)と反応しないフッ化カルシウムを分離する第1分離工程と、前記第1分離工程において生成させた酸由来カルシウム化合物(CaA)にフッ化水素を加え、(F3)式に基づいて生成したフッ化カルシウムを分離する第2分離工程とを行う。
CaO+2HA→CaA+HO …(F1)
CaCO+2HA→CaA+HO+CO …(F2)
2CaA+2HF→CaF+2HA …(F3) (もっと読む)


【課題】金属化合物との接触反応によるHFC−134aの分解処理において、高い反応効率を達成できるHFC−134aの無害化処理方法を提供する。
【解決手段】HFC−134a(C)を水酸化カルシウムの熱分解によって得た酸化カルシウムに接触させ、下式(A1)に基づいて前述HFC−134aを分解する。
2C+4CaO→4CaF+3C+2HO+CO …(A1)
前記水酸化カルシウムとして、炭酸ガス反応方法による炭酸カルシウム製造工程で副生する副生成物を用い、当該副生成物にHFC−134aを接触させ、水酸化カルシウムを酸化カルシウムに熱分解するとともに、(A1)式に基づく反応によりHFC−134aを分解する。 (もっと読む)


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