説明

マウアー ゾーネ エンジニアリング ゲーエムベーハー ウント コー カーゲーにより出願された特許

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建造物保護用のすべり調心支承(1)は、たとえば地震に起因する地盤(2)の運動時に地盤(2)と建造物(3)とを切離すのに適しているかあるいは従来のひずみ式支承に代わるものとして適している。支承(1)は、第1の凹形すべり面(5’)を備えた第1のすべり板(5)と、前記第1のすべり板(5)の前記第1のすべり面(5’)とすべり接触するすべりシュー(4)とを有する。前記すべりシュー(4)には弾塑性均衡特性を有する低摩擦プラスチックからなるすべり材(9a)が係合係止されている。すべり材(9a)としては特にUHMWPE(超高分子量ポリエチレン)またはPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)が使用される。前記すべりシュー(4)は外力の作用に起因した変位の後におのずから安定な平衡ポジションに復帰する。前記すべり材(9a)は、垂直荷重吸収、安定性およびすべり特性の点で、地上構築物の耐震保護への使用に特に適した好適な特性を有している。
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