説明

ハミルトン・メディカル・アーゲーにより出願された特許

1 - 7 / 7


本発明は、各呼吸周期内の血行値の、少なくとも1つの最小振幅および最大振幅から、それぞれの場合に、人工呼吸の人の各呼吸周期の吸気相および呼気相を検知するのに適した検知手段と、前記呼吸周期内で発生する前記血行値の振幅の変動を計算するためのコンピューティング・デバイスとを備える装置に関する。本発明は、コンピューティング・デバイスが、血行値の各振幅を吸気相または呼気相に割り当て、吸気相に割り当てられた振幅から血行値の一方の極端な振幅と、呼気相に割り当てられた振幅から血行値の他方の極端な振幅とを決定し、呼吸周期の2つの相における極端な振幅間の振幅変動から、補助呼吸によって引き起こされる血行力学的ストレスが高すぎるかどうか確かめるように設定されていることによって特徴付けられる。
(もっと読む)


本発明は、送風機(11)を備えた人工呼吸装置または麻酔装置に関し、この送風機は、呼吸用ガスの圧縮のために、送風機ハウジング(13)内に電気モータ(19)と、電気モータによって駆動される少なくとも1つのコンプレッサ・ホイール(15)とを備えている。この送風機では、電気モータ(19)が送風機ハウジング(13)の第1のハウジング壁(21)に接しており、この第1のハウジング壁は熱良導性材料、特に金属、好ましくはアルミニウムから作製される。圧縮された呼吸用ガスのための空気案内路が、第1のハウジング壁(21)に直接隣接して、第1のハウジング壁(21)と第2のハウジング壁(25)の間に形成されている。本発明によれば、送風機ハウジングの第1のハウジング壁(21)が、少なくとも1つのヒート・パイプ(47)に接続されており、このヒート・パイプ(47)が冷却要素(55)と結合されている。このようにして、送風機の熱を、人工呼吸装置のコントロールして冷却可能な位置へと運び去ることができる。この位置では冷却要素が、能動的に通風される通風路内に配置されている。これにより送風機の音響的な密閉が達成される。
(もっと読む)


本発明は、患者のPEEPの自動決定のためのデバイスに関する。前記デバイスはセンサおよびP/V手技のときに圧力/体積特性曲線を決定するのに好適な電子システムを備える。電子システムは、特に、呼吸圧力に関して、「呼息時の肺容量(Vdef)」と「吸入時の肺容量(Vinf)」との差を求め、前記差の最大値を決定するように設計される。次いで、呼吸圧力が決定されるが、体積差は体積差の最大値に関して定義されている値を有する。デバイスは、前記決定された呼吸圧力値に基づいてPEEP値を計算する。 (もっと読む)


本発明は、幾つかの変化値を取得し、かつモニタスクリーン上に取得した値を表示する方法、並びに患者の換気中に取得された変化値を表示するためにスクリーンを有する装置に関する。装置は、異なる起源の少なくとも3つの変化値を取得する手段と、取得した値が単一の図形要素内に一緒にスクリーン上に質的に表示されることを可能にする、値を表示する手段とを含む。この図形要素は、肺形状の絵表示を有する。本発明は、各呼吸内で検出される、換気された肺の容量変化が、この対応する容量変化に対応する肺形状の大きさ変化を用いて動画化された方法で表示されるように、値を表示する手段が設計されることを特徴とする。
(もっと読む)


本発明は、人工呼吸器のPEEPとFiO2を制御して、機械的に換気される患者の血液中における動脈血酸素分圧を実現するための装置に関するものである。酸素供給の成功を表す示度、すなわち、血液の酸素飽和度がこの装置によって測定され、2つの特性線によって形成される3つの領域の1つに割り当てられる。第1の制御ループは、設定の変更を要求する領域に示度を割り当てる場合にPEEPとFiO2を最適化するか、あるいは、特性線間の正常領域に割り当てる場合に設定をそのままにしておくように設計されている。この第1の制御ループは、表示示度(SaO2REP)及び所定の必要な供給強度に対して所定の時間間隔でこうした最適化を実施する。その後、人工呼吸器がそれに応じて作動させられる。その間に、必要があれば、すなわち、第1の制御ループによる最適化操作の間に、現在の表示示度(SaO2REP)が、酸素供給の即時増大を要する供給強度によって決まる限界値(特性線)未満になると、FiO2だけが第2の制御ループによって増減させられる。
(もっと読む)


本発明は、独力で呼吸し、かつ設定換気によって達成されるよりも低いCO2分圧を望む患者が疲労することを防ぐための装置に関係する。それは、機械換気の強度変化を調節する次の手段を備える:標的頻度RRspを判定する手段、自発的頻度RRspontを判定する手段、自発的頻度RRspontを標的頻度RRspと比較する手段であって、自発的頻度RRspontの、標的頻度RRspとの比較の結果によって換気標的値(%MinVol、V'gAsp)を適応させる手段、換気標的値(%MinVol、V'gAsp)によって換気の強度を決定するパラメータを適応させる手段。このいわゆるポンプ支援システム(PSS)は、患者が適切に自発的に呼吸する(基準1)時、起動される(PSSオン)。患者の不十分な個別の活動があると、その行動は、調節制御の基準とみなされる。換気の制御又は調節は、患者が十分に自発的ではなく呼吸し次第、換気標的値(%MinVol)又はCO2コントローラの固定設定によって担われる。
(もっと読む)


本発明は、侵襲性呼吸に適した人工呼吸器(13)のための3アーム型チューブシステム(11)に関する。この種の人工呼吸器は、能動的吸気弁と能動的呼気弁(29)とを有する。チューブシステム(11)は、吸気チューブアーム(17)と、呼気チューブアーム(27)と、マスク(57)に接続させるための呼吸チューブアーム(37)と、流量センサ(23)とを有している。本発明によれば、前記呼吸チューブアーム(37)に所定の漏出部(39)が形成され、前記流量センサ(23)は前記漏出部(39)と前記マスク(57)との間に配置されている。本発明は、さらに、このようなチューブシステムを備えた人工呼吸器及び人工呼吸器の作動方法にも関わる。
(もっと読む)


1 - 7 / 7