説明

オーストリッチファーマ株式会社により出願された特許

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【課題】哺乳類より免疫力の高い鳥類を用いて抗体を産生する技術は従来からあり、特に鶏は実用的に利用されている。鶏は卵が小さく大量に抗体を産生する場合は、多数の鶏を用意する必要があり、個体ごとの抗体の品質の差があった。
【解決手段】鳥の中でもダチョウを用いてインフルエンザウイルスに対する抗体を産生することで、同一個体から大量の抗体を産生することができる。またダチョウの卵は鶏卵のような臭いがなく、特異的抗体含有物としても利用しやすい。抗体として季節性インフルエンザウイルスH1N1型を用いて得た抗体は豚インフルエンザウイルスやヒトに対する最近流行のH1N1型に対しても中和特性を示した。 (もっと読む)


【課題】接触感染経路を通じてインフルエンザウイルス等の病原体への感染や、感染の拡大を効率的に防ぐための抗体付き手袋を提供する。
【解決手段】抗体が担持された担体からなることを特徴とする抗体付き手袋である。 (もっと読む)


【課題】培養細胞や実験動物では増殖困難で、抗原ウイルスを確保することが極めて難しいノロウイルス(GII−4株)に対する抗体と、該抗体を用いたノロウイルスの診断薬、治療薬、マスクやエアコンフィルターなどのウイルス除去素材を提供する。
【解決手段】バキュロウイルスを用いて作製したノロウイルスGII−4のVLPをダチョウに免疫後、6週目以降に採取したダチョウの血液および卵黄内のVLPに対する抗体。また、この抗体を利用したノロウイルスの診断薬、治療薬、マスクやエアコンフィルターなどのウイルス除去素材。フィルターは120℃、1.2気圧、20分という過酷な条件下でも活性を維持していた。 (もっと読む)


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