説明

アーカイヴァス インコーポレイテッドにより出願された特許

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好ましくは対称的なノードから成るアーカイブ記憶クラスタは機密共有によってキー管理を行なうデータ機密保護スキームを含む。1つの実施態様では、保護スキームをインストールに行う。インストール時に暗号化キーが生成し、分断され、それぞれの断片がアーカイブ・ノードに書き込まれる。盗まれたり、悪用されたりすることがないように、キーがドライブに書き込まれることはない。機密が割り振りされるスキームであるから、クラスタがドライブを実装する前にn個のノードのうちのt個が存在しなければならない。即ち、クラスタが起動する前に、キーを復元するためのプロセスが実行される。このプロセスは、充分なt値に達するまでできる限り多数のノードと接触する。充分なt値に達したら、プロセスはキーを復元し、局所的にドライブを実装する。双方向通信の場合、t個のノードすべてにおいてこの実装がほぼ同時に行なわれる。ドライブが実装されると、クラスタは通常通りに作動を続けることができる。
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個々のアーカイブが好ましくは対称ノードのストレージ・クラスタである一連の分散型アーカイブに亘ってクラスタ・リカバリ・プロセスを実行する。クラスタのそれぞれのノードは典型的には固定コンテンツ・データおよび関連メタデータのオブジェクト-ベースのストレージを提供するアプリケーションのインスタンスを実行する。このストレージ方法では、先ず第1クラスタと第2クラスタの間に連携関係または「リンク」を確立することによってコピー・プロセスを容易にする。第1クラスタは「プライマリー」クラスタと呼称され、第2クラスタは「レプリカ」クラスタと呼称されることがある。リンクが形成されると、第1クラスタの固定コンテンツ・データおよびメタデータが第1クラスタから第2クラスタへ、好ましくは連続的に、コピーされる。但し、第1クラスタに故障が発生すると、フェイルオーバー・オペレーションが行なわれ、第1クラスタのクライアントが第2クラスタへリダイレクトされる。第1クラスタが修理されるかまたは取替えられると(「復旧」)、修理されるかまたは取替えられた第1クラスタは第1クラスタのクライアントにサービスする権限を取り戻す。この復旧オペレーションは好ましくは2段階で行なわれる:即ち、好ましくは第1クラスタのメタデータの「バルク」転送を伴う「高速リカバリ」段階と、これに続く、固定コンテンツ・データの転送を伴う「フェイルバック」段階である。第2クラスタからメタデータを受信すると、フェイルバック段階が完了したか、開始されたばかりかに関係なく、修理された、または取替えられた第1クラスタはクライアントにサービスする権限を取り戻す。
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好ましくは対称ノードから成るアーカイブ・ストレージ・クラスタであって、これに含まれるデータ保護管理システムは定期的にその時利用可能なノードを、それぞれのセットがn個のノードから成り、「n」が設定可能な「データ保護レベル」(DPL)を表わす1組または2組以上の保護セットに組織する。形成時点では、その時利用可能なノードが1つの、唯1つの保護セットのメンバーであるという意味で、所与の保護セットは閉の状態にある。オブジェクトをアーカイブ内に保管する時、データ保護管理システムは(直接またはストレージ・マネジャーを介して)オブジェクトを所与の保護セットの所与のノード内に保管し、次いで、このオブジェクトのコピーが所与の保護セット内の他のノードへの分散を強制する。その結果、1つのオブジェクトのすべてのDPLコピーが同じ保護セット内に、即ち、その保護セットだけに保管する。このスキームによって、クラスタ全体としてのMTDLが有意に改善される。所与の保護セットのノード内で多重故障が発生してもデータが失われるだけだからである。クラスタ内でランダム分布の状態で故障が発生する恐れは殆どない。
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