説明

バイオマス・コンバージョンス・エルエルシーにより出願された特許

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本発明のプロセスはセルロースバイオマスを適切な酵素によって容易に加水分解されるゲル様状態に変換する。第1に、バイオマスは機械的にサイズを縮小される。次に、バイオマスは、コンディショニング剤または共溶媒として作用する親水性ポリマーの水溶液と混合および混練される。混合の際、バイオマスにおいてセルロース(およびヘミセルロース)は膨潤し、水和し、粘性のゲル様材料を形成する。その後、処理された材料は水の添加によって薄くでき、そこで、加水分解酵素が材料に混合され、遊離糖への迅速な加水分解が起こる。デキストリンはコンディショニングバイオマスのための有効な親水性ポリマーである。ポリビニルアルコールは、ホウ酸イオンを添加することで粘性のゲルに変換された場合、バイオマスによる使用のための特に有効なコンディショニング剤である。 (もっと読む)


セルロース性バイオマスが、5マイクロメータ〜10マイクロメータ未満の平均直径を有する粒子を備えたマイクロパウダーであって、これらの粒子のかなりの部分が1マイクロメートル未満の直径を有するマイクロパウダーに微細化される。バイオマス(例えば木材、農業廃棄物または他の植物材料)が最初に約10mmの最大直径を有する片へと加工される。次いでこれが、水分含量が15重量%以下に減少するように乾燥され、破砕機の中に導入される。破砕機は粒子のサイズを約1mmに微細化する。次に、バイオマスは、回転ディスクのエッジが溝に沿って移動して、バイオマスを圧迫かつ圧縮するディスク・ミルで加工され、これによってバイオマス片をより小さな粒子に壊す。これによって生じたマイクロパウダーは、構成糖への酵素加水分解または化学的化学分解を非常に受け易い。さらに、このマイクロパウダーを空気流れの中に浮遊させ、直接燃焼させて、ボイラーおよび類似のデバイスに熱を供給することができる。 (もっと読む)


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