説明

AGA,S株式会社により出願された特許

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【課題】 コーヒー粕残渣を含有しながらもブリードアウトが発生しない熱可塑性樹脂組成物及びその成形品の製造方法を提供する。
【解決手段】 コーヒー粕残渣を充填材とする熱可塑性樹脂組成物の製造方法であって、熱可塑性樹脂と、脂質含量が2重量%以下のコーヒー粕残渣とを乾燥重量において95:5〜50:50の混合比で混合する混合工程を含む。コーヒー粕残渣はメタン発酵処理がなされた発酵コーヒー粕残渣を主原料とし、熱可塑性樹脂は主として再生ポリプロピレンである。又、発酵コーヒー粕残渣は30重量%以上の水分を含有し、混合工程における加熱温度は40℃〜280℃の加熱工程を含むものである。これによって、得られる成形品はブリードアウトが防止され、靱性が向上する。又、これまで産業廃棄物として廃棄されてきたコーヒー粕残渣に新たな用途を提供し、リサイクル及び環境負荷低減に資する。 (もっと読む)


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