説明

ソウルインバイオサイエンス株式会社により出願された特許

1 - 1 / 1


本明細書に開示されているのは、液体クロマトグラフィー/質量分析(LC/MS)またはマトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間型質量分析(MALDI-TOF/MS)などの微量分析工程中に微量のタンパク質を検出するように、アルブミン、免疫グロブリン、トランスフェリン、またはケラチンなどの特定タンパク質をビーズに固定化するタンパク質固定化用マイクロチップである。前記タンパク質固定化用マイクロチップは試料量を低減し、反応時間を短縮し、結果の信頼性を高め、さらに分析工程を簡素化する。このため、表面に付着された抗体を有するビーズが有機ポリマー、すなわち(ポリ)ジメチルシロキサン(PDM)を用いた重層構造を持つマイクロチップのチャンバに含まれ、前記チャンバを通過する微量試料の圧力が前記ビーズの全てに均一に分布され、さらに前記微量試料が、前記特定タンパク質を効果的に固定化するように大きな表面積を有し、かつ最適速度で外部に円滑に排出される前記ビーズを通過する。よって、タンパク質固定化用マイクロチップは、前記マイクロチップを通過する前記試料の速度を最適化し、前記微細ビーズの十分な表面積のために前記抗体への前記特定タンパク質の固定化効率を向上させ、それによって迅速な反応結果を得られる。 (もっと読む)


1 - 1 / 1