説明

ヒカリ・エンジニアリング株式会社により出願された特許

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【課題】簡便でかつ低コストの硝酸態窒素含有水の処理方法、特に、硝酸態窒素が含まれる地下水を処理し、飲料用としての利用を可能にする処理方法を提供する。
【解決手段】硝酸態窒素含有水に対し、下記(i)〜(iii)の工程をこの順に含む一連の工程による処理を施す。工程(i):有機物系還元剤の存在下で、波長が254nmの紫外線および185nmの紫外線を含む紫外線を照射する工程。工程(ii):酸化剤の存在下で、波長が254nmの紫外線および185nmの紫外線を含む紫外線を照射する工程。工程(iii):活性炭充填層3を通過させる工程。工程(i)で使用する有機物系還元剤をギ酸およびリンゴ酸のうちのいずれか1種以上、工程(ii)で使用する酸化剤を塩素、次亜塩素酸および次亜塩素酸塩のうちのいずれか1種以上とすることが望ましい。 (もっと読む)


【課題】食品用容器類の洗浄に使用する洗浄用水の処理を効果的に行うことができる飲料用容器洗浄水の処理方法を提供する。
【解決手段】容器洗浄水に対し、酸化剤の存在下で、波長が253.7nmの紫外線および184.9nmの紫外線を含む紫外線を照射し、前記洗浄水中の細菌を死滅させる。酸化剤としては、塩素(特に残留遊離塩素)、次亜塩素酸ナトリウムなどが利用できる。酸化剤の含有量は1ppm以上、紫外線の照射量は40mJ/cm2以上とすることが望ましい。波長が253.7nmの紫外線は殺菌効果が大きく、波長が184.9nmの紫外線は酸化剤に作用してラジカル(遊離基)を生成させ、洗浄用水の滅菌効果を飛躍的に高め、洗浄用水中の有機物、特に細菌類を完全に除去、死滅させることができる。 (もっと読む)


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