説明

マスロールシステムズ 株式会社により出願された特許

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【課題】 従来、機能性ロールは、吸液・吸液機能を備える構造であり、高品質の製品処理に活用される。車の製造や製鉄分野、フィルム、電子材料関係、精密機器分野における機能性の精密部品である。海外にも多数輸出されている。機能性ロール全体が長尺構造の大型となり、搬送に難渋し、コストの上昇等の問題を抱えている。殊に、輸出の場合に、問題となる。
【解決手段】 ポーラスで、重畳面に膜状の架橋弾性体が存在する不織布シートでなるモジュール機能性ロールの製造方法で、不織布シートを、プレス機の装着軸に所定枚数を積層し、対の締付け冶具とプレス機で加圧・仮締めを行ない、機能性ロール素材の1ブロックを製作し、1ブロックを複数した後に、熱湯槽を利用し、ボイルと圧着・溶着で、複数のモジュール化した機能性ロール素材を形成し、モジュール化した機能性ロール素材を解体・積層し、モジュール機能性ロールを形成する。 (もっと読む)


【課題】 従来は、空洞部と細孔を有する軸本体と、吸液機能(内圧作用特性)を有するロール本体で構成し、軸本体の内圧をロール本体に分散・配分し、ロール本体の吸液機能を図り、圧損減少化と、内圧の分散の均一化を図るために、軸本体の液溜り副室部、又は溝部を設ける構造とする。従って、軸本体・ロール本体の構造の改良に留まっており、最も大切で有効な、シート素材の改良でない。また、軸本体の構造の改良は、強度面で問題を残す。
【解決手段】 本発明は、細孔付のロール軸に套嵌される弾性不織布シート素材等のポーラスなシート素材で構成したロール本体に、ロール本体の切欠き部、及びロール本体の円周方向に設けた低密度のシート素材でなるラチス構造の内圧作用通路を備えた機能性ロールであり、ロール本体の表層部には、シート素材の解束領域を、また、ロール本体の内層部には、シート素材の繊維束領域を形成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 従来、細孔構造のロール軸と、ロール軸の外周面に設けたロール本体で構成し、ロール軸の内圧をロール本体に分散・配分し、ロール本体の吸液機能を図って、圧損減少と、配分の均一化を図る構造である。その為に、管状のロール軸に替え、ロール軸構造をフィン状、又は溝状とし、ロール本体のロール軸側内面の内圧に対する働き表面積を最大化する構成となっている。しかし、吸液機能の効率化と、ロール軸の強度面で問題を残す。
【解決手段】 本発明は、細孔を備えたロール軸の周面に、高密度のポーラスなシート素材で構成したロール軸の内圧を作用させるラチス状気液導通路構造を備え、ラチス状気液導通路構造は、ロール軸の周面とロール本体の軸方向に設けた切欠き部でなる内圧作用室、及び、内圧作用室に連通し、かつロール本体の径方向に設けた、低密度のポーラスなシート素材、又は空間でなる内圧分岐作用路で構成したことを特徴とする。 (もっと読む)


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