説明

マイクロマス・ユーケイ・リミテッドにより出願された特許

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【解決手段】開示される質量分析の方法は、イオン検出器から出力される信号は、アナログ−デジタル変換器によりデジタル化した後、デコンボリューションを行ない、1つ以上のイオン到達時間と1つ以上のイオン到達強度とを求める。イオン信号をデコンボリューションする処理は、イオン検出器に到達して、イオン検出器により検出されるイオンの特徴を示す点広がり関数を求める工程を備える。次に、各イオン到達が点広がり関数により与えられる応答を生じると仮定した場合にデジタル化信号と最も良く適合するイオン到達時間の分布を求める。複数のイオン到達時間を組み合わせて、複合イオン到達時間−強度スペクトルを生成する。 (もっと読む)


【解決手段】水素−重水素交換セルを備える質量分析計を開示する。イオンが水素−重水素交換を受けることにより、立体配座が異なる一方でイオン移動度がほぼ等しい異性体イオンを識別することが可能になる。水素−重水素交換の相対的な度合いを求めることにより、イオン移動度がほぼ等しい2つのイオンが異なる表面立体配座を持つ場合には、これら2つのイオンをより効果的に識別することができる。 (もっと読む)


【解決手段】開示されるイオンガイドにおいて、イオンガイドの出口側に軸方向直流電圧障壁103が形成される。一次RF電圧が電極に印加されると、イオンガイド内で径方向にイオンが閉じ込められる。電極には、さらに、補助RF電圧も印加される。補助RF電圧は、一次RF電圧よりも大きな軸方向反復長を有する。補助RF電圧の振幅は、時間とともに増大するため、イオンが不安定になり、軸方向直流電圧障壁をイオンが乗り越えるのに十分な軸方向運動エネルギーが得られる。イオンは、質量対電荷比の順に、イオンガイドから軸方向に放出される。 (もっと読む)


【解決手段】質量分析計からデータを取得し、コンピュータシステム(7)に伝達する装置(6)及び方法を開示する。装置は、データ取得エンジン(9)と、ネットワークインターフェース(11)と、リングバッファ(13)及びプロトコルスタック(14)を有するスループット最適化モジュール(10)と、を備える。圧縮エンジン(12)を取得エンジンとリングバッファとの間に備えるようにしてもよく、この圧縮エンジンは多段階の圧縮を実施可能なものでもよい。リングバッファは、取得エンジンからのデータワードの大きさに適合するメモリー部分を含む多数のセグメントとして構成される。1つのセグメントが、ワードに対応するデータで完全に充填されるか、又は、部分的にデータが充填された状態でスキャン終了マーカーを含むデータを受信すると、このセグメント内のワード数をこのセグメントのヘッダーワードに書き込み、このセグメント内のデータをプロトコルスタックに移動させる。以降のデータは、バッファ内の次のセグメントが受信する。 (もっと読む)


【解決手段】開示される質量スペクトルデータの処理方法は、イオン検出器から出力される第1の信号をデジタル処理して、第1のデジタル信号を生成する。第1のデジタル信号に含まれる第1のピーク群を検出して、第1のピーク群に含まれる1つ以上のピークの到達時間T0とピーク面積S0とを求め、各々が到達時間値とピーク面積値とを備えるデータ対の第1のリストを作成する。第1のリストに含まれる1つ以上のデータ対をフィルタリング除去して、より小さな第2のリストを作成する。ここで、第1のリストに含まれるデータ対のピーク面積値がピーク面積閾値未満であると判定された場合に、第1のリストからそのデータ対をフィルタリング除去する、減じる、または捨てる。 (もっと読む)


【解決手段】開示されるイオンガイドは、複数の軸方向電極群を備え、各軸方向電極群は、複数の電極セグメントに径方向にセグメント化されたリング電極又は環状電極を備える。 (もっと読む)


【解決手段】開示される飛行時間取得システムにおいて、デジタイザー(6)を用いて、飛行時間型質量分析計の加速電極に印可される加速パルス(2)をデジタル化する。次に、デジタイザー(6)を切り替えて、イオン検出器(5)から出力されるイオン到達信号をデジタル化する。 (もっと読む)


【解決手段】開示される質量分析計において、イオントラップ型質量分析器(20)の上流側にイオンビーム減衰器(23)が配置される。上流側のイオン減衰部(21)と下流側のイオン蓄積部(22)とを備えるイオントンネル型イオントラップは、イオンビーム減衰器(23)の上流側に配置される。イオントンネル型イオントラップからイオンが放出され、イオントラップ型質量分析器(20)に送られたイオンビームの強度をイオンビーム減衰器(23)により制御する。イオントラップ型質量分析器(20)にイオンを入射可能な充填時間は、ほぼ一定に保たれ、イオンビームの強度とは実質的に独立である。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】開示される質量分析計は、イオントラップ(14)と、フラグメンテーション装置(15)と、を備える。イオントラップ(14)内でイオンがフラグメント化されて、第1世代フラグメントイオンが形成される。イオントラップ(14)は、比較的高質量のカットオフを有する。第1世代フラグメントイオンを、比較的低い低質量カットオフを有するフラグメンテーション装置(15)に送る。第1世代フラグメントイオンは、フラグメンテーション装置(15)内でフラグメント化され、必要に応じてイオン蓄積領域(18)内に貯蔵された後に、質量分析を行なうために質量分析器(16)に送られる。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】開示されるイオンガイドアレイは、第1のイオンガイド部(1)と第2のイオンガイド部(2)と、必要に応じてさらに別のイオンガイド部とを備える。各イオンガイド部(1、2)が、使用時にイオンを透過させる開口部を有する複数の電極を備える構成でもよい。第1のイオンガイド部(1)の出口に移送部を配置し、第1のイオンガイド部(1)から第2のイオンガイド部(2)に対して径方向にイオンを透過させる。移送部の電極(1b、2b)が、第1のイオンガイド部(1)から第2のイオンガイド部(2)に対して径方向にイオンを透過可能な径方向の開口部を備えるようにしてもよい。 (もっと読む)


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