説明

ベックマン コールター, インコーポレイテッドにより出願された特許

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【課題】分析サイクル時間を延長することなく、検体または試薬のキャリーオーバーを効果的に防止しうる自動分析装置および分注装置の洗浄方法を提供する。
【解決手段】検体と試薬との反応物を光学的に分析する自動分析装置1であって、分注プローブ50と接続される配管内に充填される押し出し水を介して、シリンジポンプにより吸引圧力または吐出圧力を印加することにより、分注プローブ50により検体を分注する検体分注装置5と、分注する検体の検体情報を取得する読取部23と、読取部23が取得した検体情報に基づき、前記検体が強化洗浄を要する指定検体であるか否かを判定する判定部108aと、判定部108aにより指定検体であると判定された場合、該検体の最終分析項目の分注終了後の分注プローブ50の洗浄において、配管内圧力を増加させるよう制御する洗浄制御部108bと、を備える。 (もっと読む)


【課題】分注精度の確認を含むメンテナンスの時間を大幅に削減することができる分注精度管理方法、分注量補正方法、攪拌性能管理方法、自動分析装置および分析キットを提供する。
【解決手段】本発明の自動分析装置1は、1の反応容器20内に、分注プローブにより異なるラマン試薬を分注し、分注された反応容器20内のラマン試薬を攪拌し、測光部34により測光し、分析部43により分析するよう制御する分注制御部46aと、前記ラマン試薬の濃度から前記分注プローブの分注量を算出する算出部46bと、算出した前記分注プローブの分注量に基づき、分注異常か否かを判定する判定部46cと、判定部46cが分注異常であると判定した場合、分注異常のアラートを出力する出力部45と、を備える。 (もっと読む)


【課題】単位時間あたりの検体処理数を高めることができる分析装置を提供すること。
【解決手段】本発明は、磁性試薬を分注する前に金粒子51によるラマン散乱光Lfwを測光し、複合体53生成後に分析対象である抗原50と結合しなかった磁性粒子52と複合体53とを反応容器11から除去した状態で分析対象の抗原50と結合しなかった金粒子51によるラマン散乱光を測光し、磁性試薬分注前の測光値を磁性試薬分注後の金粒子51の濃度に対応するように補正した後、この補正値と反応後の測光値との差を演算することによって、複合体53そのものによるラマン散乱光を測定せずとも、複合体によるラマン散乱光の強度を取得できる。 (もっと読む)


【課題】分析処理時間の短縮および分析精度の向上が可能である分析方法および分析装置を提供すること。
【解決手段】本発明は、分析対象の抗原50と結合する前に金粒子52による反応前のラマン散乱光Lfwを測光し、複合体53生成後に分析対象である抗原50と結合しなかった磁性粒子51と複合体53とをレーザ光の照射領域から除去した状態で分析対象の抗原50と結合しなかった金粒子52による反応後のラマン散乱光Lfuを測光し、反応前のラマン散乱光の測光値と反応後のラマン散乱光の測光値との差を演算することによって、複合体53そのものによるラマン散乱光を測定せずとも複合体53によるラマン散乱光の強度を取得できる。 (もっと読む)


【課題】表面増強ラマン分光法における測定値のばらつきを抑えることが可能な分析装置及び分析方法を提供すること。
【解決手段】検体と、磁性粒子及び金属ナノ粒子からなる標識粒子を含む試薬とを分注した反応容器に集磁処理を行なって、検体内の測定対象物と試薬との複合体が凝集した凝集体を生成する集磁部材31と、レーザ光源が出射したレーザ光を凝集体に照射することによって発生するラマン散乱光を分光して測光する測光ユニット33とを備え、測光ユニットが測光した表面増強されたラマン散乱光をもとに検体を分析する分析装置1及び分析方法。分析装置1は、凝集体に照射されるレーザ光の単位時間、単位面積当たりのエネルギー量を0.001〜0.005mW/μmに抑制する。 (もっと読む)


【課題】反応容器に達するまでの音波の拡散を低減しつつ、音波発生手段による発熱を低減させることができる分析装置を提供すること。
【解決手段】検体と試薬との混合液Sが収容される液体収容部21aを有する反応容器21を保持し、音波によって液体収容部21a内の混合液Sを攪拌して反応させる分析装置1において、音波を発生する音波発生部材24と、表面に音波発生部材24が取り付けられ、音波発生部材24の近傍に液体収容部21aの表面を向かい合わせて反応容器21を固定する反応容器固定部材22aと、恒温液Lを収容する恒温液収容槽23と、恒温液収容槽23内で恒温液Lの流れを発生させる恒温液循環部25とを有し、反応容器固定部材22aの表面のうち音波発生部材24が取り付けられる領域A、あるいは液体収容部21aの表面のうち音波発生部材24と向かい合う領域Bの少なくとも一方の領域が他方の領域に向けて突出している。 (もっと読む)


【課題】分析による判定が難しい疾患であっても、分析結果に基づいて簡易かつ確実な診断を促すことができる自動分析装置および甲状腺中毒症を判別する分析方法を提供すること。
【解決手段】自動分析装置1において、同一の検体に対して分析項目TSHと分析項目FT4またはFT3を測定する測光部22と、分析項目毎に応じて予め設定される正常な検体である旨を示す基準範囲外であるか否かを判定する検体判定部34aと、検体判定部34aの判定結果に応じて、測光部22によって測定された分析項目TSHの測定結果と分析項目FT4またはFT3の測定結果との比の値を算出する算出部34bと、算出部34bが算出した比の値が、予め設定されるバセドウ病と他の甲状腺中毒症とを判別するカットオフ値以下であるか否かを判定するカットオフ値判定部34cと、を備える。 (もっと読む)


【課題】反応容器内の混合液を均一に攪拌することができる分析装置を提供すること。
【解決手段】検体と試薬との混合液が収容される反応容器21内の混合液を攪拌して反応させ、反応液を分析する分析装置1において、反応容器21に反応容器21の形状および反応容器21内に収容されるべき混合液の体積に応じて定められる周波数の音波を照射することによって、混合液に音響流を発生させる第1の櫛型電極24cと、反応容器21を振動させる第2の櫛型電極24b,24dと、第1の櫛型電極24cによって音響流を発生させるとともに第2の櫛型電極24b,24dによって反応容器21を振動させることによって混合液を攪拌する制御を行なう供給電力制御部31aとを有する。 (もっと読む)


【課題】磁性粒子を含む液体内に挿入される挿入部材の効率的な洗浄処理を可能とした分析装置を提供すること。
【解決手段】本発明は、磁性粒子を含む試薬を用いて検体を分析する分析装置であって、磁性粒子が含まれる容器内に挿入される試薬プローブ22aと、試薬プローブ22aを洗浄するプローブ洗浄部とを備え、プローブ洗浄部は、洗浄液が供給される洗浄槽629a内へ磁力を供給する電磁石629eを備えることによって、洗浄液Wbの液流とともに洗浄槽629a内に磁界を発生させることによって、試薬プローブ22a表面に吸着した磁性粒子51を除去できるため、試薬プローブ22aの効率的な洗浄処理を可能にする。 (もっと読む)


【課題】煩雑な入力作業を行うことなく、各分析項目毎に設定される試薬を用いて分析可能な検体種別に対応する標準試料に関する分析情報を容易に特定することができる自動分析装置を提供すること。
【解決手段】検体の分析項目に応じて設定される試薬を用いて分析可能な検体種別を含む分析パラメータを記憶する分析パラメータ記憶部34aと、既知濃度を有する標準試料を収容した試料容器13aに貼付され、標準試料に関する標準試料情報と標準試料を識別する識別情報とを記憶する記憶媒体13bと、記憶媒体13bから標準試料情報と識別情報とを読み取る読取部13cと、読取部13cが読み取った標準試料情報を格納する分析パラメータ記憶部34a内部の記憶領域を、分析パラメータと識別情報とに基づいて特定する記憶領域特定部35と、記憶領域特定部35が特定した記憶領域に標準試料情報を格納する制御部31と、を備える。 (もっと読む)


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