説明

ベックマン コールター, インコーポレイテッドにより出願された特許

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【課題】蓄積する汚れに起因するキャリーオーバーを洗浄対象毎に回避することが可能な自動分析装置と洗浄方法を提供すること。
【解決手段】検体と試薬とを反応させることによって検体の成分を分析し、検体の分析時に異なる複数の洗浄対象を洗浄水によってそれぞれ洗浄する複数の洗浄機構を備える自動分析装置と洗浄方法。自動分析装置1は、各洗浄対象3c,5,6c,8c,13c,14bの基準時からの使用回数又は使用時間を含む使用情報と、使用情報をもとに各洗浄対象の必要洗浄水流量を求める演算式を含む必要洗浄水流量情報とを記憶する記憶部17bと、記憶部に記憶された使用情報と必要洗浄水流量情報とをもとに各洗浄対象の必要洗浄水流量を演算する演算部17cと、演算部が演算した必要洗浄水流量の洗浄水によって各洗浄対象を洗浄するように各洗浄機構を制御する洗浄制御部17dとを備えている。 (もっと読む)


【課題】分注ノズルの詰まりを低減しつつ、検体を除去するための洗浄処理を容易に行うことができる分注装置および分析システムを提供すること。
【解決手段】検体を収容する収容部を有する検体容器11aと、分注ノズル15aによって検体を吸引し、反応容器16aへ吐出する検体分注機構15と、検体容器11aを検体分注機構15による分注位置へ搬送する検体供給部11と、分注ノズル15aの外径より大きい幅の開口を基端側に形成した中空先細形状をなし、長手の長さが収容部の深さより短く、外周面の最大径が収容部の開口径未満であり、所定の直径の複数の穴22bが形成された胴部22a、および基端側の開口付近に設けられ、胴部22aの長手方向と直交方向に広がったフランジ部22cを有する分離部材22と、分注位置への搬送途中に設けられ、分離部材22の基端側を上方として分離部材22を検体容器11aへ落下させる落下機構14と、を有する。 (もっと読む)


【課題】異物が混入した分析結果を的確に判定できる自動分析装置を提供すること。
【解決手段】血液を含む検体と試薬とを分注して反応させるウェルWを複数有するマイクロプレート20を用いて、各ウェルW内の反応の有無を撮像して分析を行う自動分析装置1において、複数の検査項目にそれぞれ対応する複数のウェルW内を撮像して得られた複数の撮像画像を用いて各画像の測光パラメータを算出して、撮像画像による測定結果が陰性であるか否かを検査項目ごとに判断し、検体の特性情報を分析する分析部33と、検体の特性情報と測定結果とを対応付けて記憶する記憶部37と、分析部が陰性であると判断した測定結果の測光パラメータを抽出する抽出部34と、抽出部34が抽出した測光パラメータの最大値と最小値との差を算出し、算出した差を用いて測定結果が有効であるか否かを判定し、判定の結果を対応する検体の特性情報に付加する判定処理部311とを備えた。 (もっと読む)


【課題】余剰量を加えて分析用検体を吸引して分析用検体の希釈を防止すると共に、該余剰量の検体を分析に使用して、検体の有効利用を図ることが可能な分析装置における検体分注方法および分析装置を提供する。
【解決手段】
分析項目に応じて、余剰用検体O2と分析用検体O1とを吸引して分析用検体O1のみ吐出する定量分注と、分析用検体O1のみ吸引して押し出し水L2とともに分析用検体O1を吐出する押し出し分注とが設定され、該設定に応じて分注を行う分析装置1における検体分注方法であって、定量分注項目用に、余剰用検体O2と分析用検体O1とを吸引し、反応容器20に分析用検体O1のみを吐出する定量分注ステップと(ステップS108)、前記定量分注ステップで吸引した余剰用検体O2を、押し出し分注項目用に、押し出し水L2と共に別の反応容器20に分析用検体O1として吐出する押し出し分注ステップと(ステップS109)、を含む。 (もっと読む)


Staphylococcus aureusのメチシリン耐性菌株(MRSA)陽性試料は、mecAのコピー数と、SCCmecのコピー数と、Staphylococcus aureus特異的な標的遺伝子配列のコピー数とがほぼ同じであるはずであるという事実に基づき、試料中のMRSAを同定するためのシステムおよび方法が用いられる。該システムおよび方法はさらに、そのプロットの各軸が120度ずつ離れている2Dプロット上に、3つのアッセイを同時に示しうる。一実施形態によれば、2D表示にYプロットを用いる。
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生物学的実体の存在を決定するための方法。該方法は、デジタルコンピュータに、複数の試料と関連する、少なくとも、第1の遺伝子エレメント(例えば、mecA)と関連する複数の第1の入力値、第2の遺伝子エレメント(femA)と関連する複数の第2の入力値、および第3の遺伝子エレメント(例えば、orfX)と関連する複数の第3の入力値を入力するステップを包含しうる。各試料は、該複数の第1の入力値中の第1の入力値、該複数の第2の入力値中の第2の入力値、および該複数の第3の入力値中の第3の入力値を包含する。 (もっと読む)


【課題】全血試料の核酸を増幅するための前処理であって、遠心分離処理を行うことなく、夾雑物を簡単に凝固させ得る方法、及び、全血試料中の核酸を簡便に効率良く増幅させることができる核酸増幅方法の提供。
【解決手段】全血試料中の核酸を増幅するための前処理方法であって、 (a)全血試料を、多価陽イオンを含む希釈溶媒を用いて希釈する工程と、 (b)工程(a)において希釈された全血試料を熱処理する工程と、を有することを特徴とする全血試料の前処理方法、及び、前記記載の全血試料の前処理方法を用いて前処理された処理液を用いて核酸増幅反応を行うことを特徴とする核酸増幅方法。 (もっと読む)


【課題】血球検体の個体差の影響を受けることなく、所定量の血球検体を分注しうる分注装置、分析装置、および分注方法を提供する。
【解決手段】分注プローブ12cによる液体吸引時における配管内の圧力を測定する圧力センサと、圧力センサが測定した液体吸引時の圧力平均値を算出する算出部34と、所望する吐出量毎の液体吸引時の圧力平均値と吐出動作量との相関関係を記憶する記憶部37と、算出部34が算出した吸引時の圧力平均値と記憶部37に記憶された相関関係に基づき吐出動作量を補正する補正部38と、補正部38が補正した吐出動作量に基づき、シリンジポンプを制御して所望する吐出量を吐出させる制御部31と、を備える。 (もっと読む)


遠心分離機は、試料容器を受容するように構成されたロータと、該ロータに動作可能に結合された駆動軸と、モータとを含む。該モータは、筐体と、該筐体と一体となった複数の実質的に平行なフィンであって、各フィンが該筐体から離間する自由端を有し、該複数のフィンの自由端が共通の円筒面内に配置される、フィンと、複数の実質的に平行な溝であって、各溝が1対の隣接するフィンの間に配置され、共通の円筒面と筐体との間の距離によって規定される溝の深さを有する、溝とを含む。複数の溝は、共通の溝の深さを有する第1の群の溝と、該共通の溝の深さと同一ではない溝の深さを有する第2の群の溝とを含み、第1および第2の群の溝は交互配置される。
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【課題】高精度な測定値を得ることが可能な自動分析装置及びその測光値補正方法を提供すること。
【解決手段】検体と試薬の反応液が出射する出射光のうち所定波長域の光量を測光する測光装置31の測光値をもとに検体を分析する自動分析装置とその測光値補正方法。自動分析装置は、測光器31aの、複数の波長におけるそれぞれの分光感度と、複数の波長でそれぞれ測光した出射光のそれぞれの基準分光測光値とを用いて補正係数を演算する補正係数演算部42と、補正係数をもとに、分析時に測光器が測光した反応液の実測値を試薬の製造ロット毎に補正して補正測光値とする測光値補正部31bとを備えている。 (もっと読む)


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