説明

モーアバッハ フェアパックングスマシーネン ゲーエムベーハーにより出願された特許

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本発明は、紙又は厚紙から箱を製造するための方法と装置に関連しており、前記箱は、側壁が貼り付けられた底面又は蓋の形態のカットアウト形状(2)を備えている。前記側壁は、始端(4)、終端、及び、長辺に結合タブ(3)を有する一つのストリップ(1)から形成される。先ず、結合タブ(3)が90°まで曲げられる。次に、ストリップ(1)の始端が、箱の断面と同じ断面を有する円柱形雌型(10)の側面(11)に、雄型(20)によって据え付けられる。次に、雌型(10)を回転する。ストリップ(1)は吸引によって側面(11)上に吸い付けられてその位置で保持される。ストリップ(1)の始端(4)又は終端に接着剤を塗布した後、当該ストリップの始端(4)及び終端は互いに貼り付けられる。次に、予めその外周に接着剤を塗布された、底面又は蓋の形態のカットアウト形状を、結合タブ(3)上に押し付ける。接着剤が硬化して吸引を一端止めると、完成した箱が雌型(10)から取り除かれ得る。
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【課題】紙または厚紙から成る箱であって、側面が接着される底または蓋を有しており、前記側面が、始端部と、終端部と、長辺に沿った複数の舌状片として構成される糊代とを有する一つのストリップから成る箱を、全自動で製造可能とする。
【解決手段】最初に舌片状の糊代3を約90°折り曲げる。続いてストリップ始端部4を、断面形状が箱の断面形状と合致する筒体状の雌型10の外筒面11に、雄型20を用いてあてがって、負圧を利用して固定する。引き続いて前記雌型10を回転する。その際にはストリップ1を負圧により前記外筒面11に吸着させて動かないように保持する。ストリップの始端部4または終端部に接着剤を塗布してから、ストリップ始端部4とストリップ終端部とを互いに貼り合わせる。続いて周縁部に接着剤をビード状に塗布した底を、舌片状の糊代3に対して押し付ける。接着剤が硬化した後、完成した箱を雌型10から引き抜くことができる。 (もっと読む)


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