説明

ケルン大学により出願された特許

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【課題】 本発明は、略称OLEDとして知られている有機発光ダイオード、およびそのような有機発光ダイオードの製造方法に関するものである。本発明によれば、発光体層(5)をもつOLEDまたは有機発光ダイオードは作製されると、前記発光体層は特に白色光を発する。発光体層(5)は、減衰光共振器内に位置している。
【解決手段】 共振器の2つの反射層間の光路長は、光共振器ひいては発光ダイオードから発する光の色を決定する。様々な色の作製を可能にするために、異なる光路長が、2つの反射面の間になければならない。最新の技術と対照的に、対応して異なる距離をフォトリソグラフィ方法によって、一つのステップのみで発生させることができる。その結果が、エミッタ層(5)およびフォトリソグラフィで形成できる層を有する減衰光共振器を備える有機発光ダイオードである。前記層(4)は、光化学的に硬化可能な材料から成る。本発明による有機発光ダイオードは、光源、照明、センサまたは分光計に使用することができる。 (もっと読む)


本発明は電子デバイスに関連している。このような電子デバイスの例は、光検出器、レーザーダイオード、電界消光素子(field−quenchingdevice)、光増幅器、有機太陽電池、有機発光ダイオードである。電子デバイスは、陰極と陽極を含有している。2個の電極のいずれか一方は、完全または部分的に光透過性である。2個の電極間には、1層以上の有機半導体層と、さらに有機バッファ層が存在する。バッファ層も同様に有機半導体の層であってもよい。多孔質状のバッファ層を塗布するために、溶液が吹き付けられる。好ましくは、溶液は、極性溶媒および/または導電性添加剤を含有している。さらに、溶液は、無極性溶媒と、無極性溶媒に溶解する有機材料を含有している。一実施形態では、吹き付けられる溶液が電界によって霧化される。極性溶媒に溶解しやすい有機材料が使用される場合は、無極性溶媒を省くことができる。この場合に重要なことは、バッファ層作成用の材料を効率的に霧化することができるということである。

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