説明

株式会社ダイレクト21により出願された特許

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【課題】溶湯充填時間を求め、これによりガス抜き通路断面積を大きくしてガスの巻き込みを有効に防止することができるダイカスト装置およびダイカスト製造方法を提供する。
【解決手段】キャビティを有する金型と、前記金型に配置され、前記キャビティに溶湯を射出する入口となるゲートと、前記金型に配置され、前記キャビティのガス抜きを行なう排気側通路と、を有するダイカスト装置とこれを用いたダイカスト製造方法である。前記ゲートには溶湯の到達を検出する入口センサーが配置され、前記排気側通路には同じく出口センサーが配置され、前記入口センサーから出力される入口側検出信号と、前記出口センサーから出力される排気側検出信号との時間差により、前記キャビティに対する溶湯充填時間を算出するコントローラーが配置されたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ダイカストの品質管理はダイカストマシン側からのデータを基に制御するものの、金型からの情報管理は、ほとんどなかったため、ガスを巻き込んだ巣のある不良品を後段の工程に流すことが防止できず、結果として歩留まりを低下させていた。
【解決手段】金型ダイスに穿設されキャビティに開口する装着孔に装着可能なロッド形ケーシングと、前記ロッド形ケーシングに内挿されその軸芯方向に可動で金型キャビティ面に先端面を一致可能な圧力伝達ロッドと、前記圧力伝達ロッドの後端に対面して固定保持され、キャビティに注入された溶湯の圧力を検知可能な圧力センサーとを設けて、キャビティ内溶湯圧を検出する。前記圧力伝達ロッドの中心部に形成された細孔に装着され、前記細孔のロッド先端部側に検知端を有する熱電対からなる温度センサーと、を備えてキャビティ内溶湯温度を検出する。 (もっと読む)


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