説明

独立行政法人国立がん研究センターにより出願された特許

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【課題】ラット胚性幹細胞、および前記ラット胚性幹細胞の樹立方法等を提供する。
【解決手段】血清濃度が2%以下である培養液を用いた培養条件下で以下の(A)〜(D)の工程を含むプロセスを行い、工程(B)〜(D)においてrLIFを含有する培養液を用いることを特徴とする製造方法により得られるラット胚性幹細胞:(A)ラット胚盤胞をrLIFを含有しない培養液を用いて培養することにより形成させた内部細胞塊を、細胞集塊を保持した状態で解離する工程。(B)解離した内部細胞塊を培養することにより出現した初代胚性幹細胞を、継代可能となるまで培養する工程。(C)継代可能となった初代胚性幹細胞を、細胞集塊を保持した状態で解離し、継代・培養する工程。(D)さらに継代・培養を行うことにより胚性幹細胞を樹立する工程。 (もっと読む)


【課題】トラスツズマブの無効例を減少することを可能とする癌特異的膜抗原に対する抗体を含有する癌治療剤の提供。
【解決手段】上皮性癌細胞で発現する癌特異的膜抗原に対する、抗体依存性細胞障害活性を有する抗体を含有する癌治療剤であって、該癌治療剤は、(1)前記癌特異的膜抗原が陽性でありKLRG1に対するリガンドが陽性である上皮性癌の患者に対して用いられ(2)KLRG1アンタゴニストと併用される。 (もっと読む)


【課題】 子宮体がん組織を高い感度と特異性で検出することができる、子宮体がんの検査方法を提供すること。
【解決手段】 ヒトから分離された生体試料における、CRELD1遺伝子、GRK5遺伝子、及びSLC25A27遺伝子からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現を検出することにより、高い感度と特異性で、子宮体がんの検査を行うことができることを見出した。 (もっと読む)


【課題】大腸癌を早期かつ確実に検出することのできる大腸癌検出用マーカー、およびそれを用いた大腸癌検出方法などの手段を提供すること。
【解決手段】被検体から採取した体液試料におけるKSR2タンパク質又はその部分ペプチドからなる大腸癌検出用マーカーの量を測定する工程、および、その量に基づいて前記被検体における大腸癌の罹患の有無を決定する工程を含む、大腸癌検出方法、ならびにKSR2タンパク質又はその部分ペプチドに対する抗体を含む大腸癌検出薬およびキット。 (もっと読む)


【課題】所定の偏光特性による偏光特性画像を得ることにより、病変部等から表出する膠原線維等の表出組織を識別することができ、がんの浸潤度の診断を可能とする偏光画像を得ることができ、及び、この偏光画像から、病変部等から表出する表出組織を識別可能に表示することができる。
【解決手段】生体の所定部位に、その表層から複数の偏光状態の照射光をそれぞれ照射し、所定部位の表層からの複数の偏光状態の反射光をそれぞれ撮像し、撮像された複数の光強度画像情報に偏光変換処理を行って、所定部位の表層に表出する表出組織を表層の組織と識別するための、所定の偏光特性による偏光特性画像情報を得、得られた偏光特性画像情報に基づいて偏光特性による偏光特性画像を得ることにより、また、偏光特性画像情報に表示変換処理を行って、表示用偏光特性画像情報を得、表出組織が表層の組織と識別可能に可視化して表示された偏光特性画像を表示する。 (もっと読む)


【課題】 照射室内における被照射体の位置決め精度の向上が図られた荷電粒子線照射装
置を提供すること。
【解決手段】 照射室を構成する回転ガントリ103と、回転ガントリ103に取り付け
られると共に載置台105の回りに回転可能とされた荷電粒子線照射部1と、被照射体5
1から発生するガンマ線を検出する検出器30と、を備えている。検出器30は、回転ガ
ントリ103の回転軸X方向に移動可能とされると共に、回転ガントリ103の背面パネ
ルより背面側に収納可能とされている。 (もっと読む)


【課題】 照射室内における被照射体の位置決め精度の向上が図られた荷電粒子線照射装
置を提供すること。
【解決手段】 照射室を構成する回転ガントリ103と、回転ガントリ103に取り付け
られると共に載置台105の回りに回転可能とされた荷電粒子線照射部1と、被照射体5
1から発生するガンマ線を検出する検出器30と、を備えている。検出器30は、回転ガ
ントリ103に取り付けられて載置台105の回りに回転可能とされている。 (もっと読む)


【課題】顕著な抗腫瘍効果を示す新規併用療法の提供。
【解決手段】カンプトテシン類を含有する高分子誘導体とテガフール、ギメラシル及びオテラシルカリウムを含有する配合剤を組み合わせてなり、カンプトテシン類を含有する高分子誘導体は、ポリエチレングリコール類とポリグルタミン酸とのブロック共重合体のカルボン酸基とカンプトテシン類のフェノール性水酸基とがエステル結合した構造を有することを特徴とする抗腫瘍剤。 (もっと読む)


【課題】精度低下を抑えながら、演算処理の負担を軽減して荷電粒子線の線量分布を早期に割り出すことが可能となる荷電粒子線量シミュレーション装置、及び荷電粒子線量のシミュレーション方法を提供することを目的とする。
【解決手段】被照射体Xの物質情報及び陽子線Bの照射情報を含むシミュレーションデータの入力を受け付ける入力部31と、入力部31で受け付けられたシミュレーションデータ及び線量分布カーネルに基づいて、被照射体X内の陽子線Bの線量分布を割り出す演算部33と、を備え、演算部33は、体表面に到達した仮定される陽子線BからSurface Mapを作成すると共に、Surface Mapを細分化して陽子線Bを複数のビームレットBaに細分化し、入力部31で受け付けられたシミュレーションデータと複数のビームレットBaとに基づいて被照射体X内での陽子線Bの線量分布を割り出すシミュレーション装置3とした。 (もっと読む)


【課題】未知の修飾構造を有するタンパク質の構造を決定することのできる新規なタンパク質の同定方法を提供する。
【解決手段】被検タンパク質に対してタンデム質量分析を行う第1の質量分析ステップと、前記第1の質量分析ステップにより得られた親イオン(MS1)のタンデムマス(MS2)のフラグメントに対して更に質量分析を行う第2の質量分析ステップと、前記第2の質量分析ステップにより得られたタンデムマス(MS3)のフラグメントのペプチドイオンの質量がタンパク配列データベースに記憶された既知のタンパク配列の部分配列質量の何れと一致するかを判別することにより前記ペプチドイオンを同定するペプチド同定ステップと、前記タンデムマス(MS2)のフラグメントに修飾ペプチドが含まれるか否かを判別する修飾ペプチド判別ステップと、を有することを特徴とするタンパク質の同定方法である。 (もっと読む)


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